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地域の人々を動かした、ある学校の”ボランティアパパ募集”

stephaniedrenka/Twitter

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米テキサス州ダラスにあるBilly Earl Dade Middle Schoolは、11歳から13歳までの生徒が通う学校だ。

同校で12月14日に開催した朝食会が、地域の人々を動かす結果となった。

教師以外に気にかけてくれる人が必要

朝食会に招かれたのは、生徒とその父親や父親代わりの人物だ。このイベントを企画したのは、学校の管理者でもあるバプテスト教会のパリッシュ牧師。

教師以外の誰かが自分たちを気にかけてくれていることを実感できたら、この世代の生徒たちにとって大きなインスピレーションになると考えたのだ。

しかし、全ての家庭に父親や父親代わりの人物がいるわけではない。

そこでイベントに協力をしたNPO法人のクリスティーナ・ダブさんは、朝食会で父親の代役として生徒と触れ合うボランティアを、朝食会の10日前にFacebook上で募集した。

募集した人数は50名。木曜の朝8時30分から1時間ほどの時間を割いてくれる人物が、それだけ集まれば十分だと考えていた。

集まった600人の父親たち

しかし、当日は予想を大きく上回る数のボランティアが集まった。

その様子をパリッシュ牧師は、興奮気味にFacebookに投稿している。

150名の生徒たちの数を、大きく上回る“父親たち”の姿だ。パリッシュ牧師は「すばらしくて美しい出来事が起こった」と動画内でコメントした。

初めてのネクタイ

朝食会で生徒たちは、ネクタイの結び方を父親たちから学んだ。実の父親やボランティアの父親たちに手伝ってもらいながら、初めて自分の手でネクタイを結んだ生徒たち。

「はじめてネクタイを結んだ日のことは、決して忘れないものです」とダブさんは語る。

▼ボランティアのひとりであり、警察官でもあるジェイソン・ロドリゲスさんは、警察官になるのが夢だという生徒を職場に招いた

これほど多くの大人たちが、自分たちを気にかけてくれていることを知った生徒たち。多くのボランティアが生徒たちに教えたのは、ネクタイの結び方だけではなさそうだ。

Posted: |Updated:

Text by JPN Manatee

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