シェア

教師が毎年出す「親への宿題」。15年での変化に驚きの声

Amie Diprima Brown/Facebook

Amie Diprima Brown/Facebook

Amie Diprima Brownさんは、米ジョージア州で2003年から教職に立つ女性だ。今年で教師生活15年目を迎えた彼女が、宿題から見えてきた「親の変化」をFacebookに投稿して話題になっている。

毎年親に出している宿題

Brownさんには、年度の初めに生徒たちの“親”に出している宿題がある。それは「子供のことをレポートにまとめて提出する」というもの。子供のこととなると、ついついたくさん書いてしまいがちなことを考え、文字数の上限だけ100万字以下と決めているそうだ。

子供たちの夢や個性、そしてそれぞれが抱えている摂食障害や抱えている問題などを知る大切な資料となるだけではない。生徒が問題を起こしたり、態度が変わったりしたときに、指導をする手掛かりになるのだという。

「多くの人が気づいていない変化」

レポートは手書きでもパソコンでも問題なく、子供に持たせても、メールで送ってきてもかまわず、提出方法もとくには決めていない。

もちろん、提出しなくてもペナルティはない。

デバイスの普及は2003年当時と比べると上がっているが、レポートの提出率はぐっと下がっているのだという。初年度は98%の親が提出したが、今年の提出率は22%。4分の1以下に低下している。

同時に生徒たちの宿題の提出率も、15年前はほぼ100%だったのに対して、現在では67%程度に下がっているそうだ。

子供たちの人生にもっと関わって

Brownさんはこれが、親たちの子供への関心が薄くなった結果だと感じている。親たちに「子供たちの人生にもっと関わって」と訴えている。取り返しがつかなくなってから、生徒たちが抱えている問題を教師が知っても遅いのだと。

▼右が2003年度に親から提出されたレポート。左が今年の分

Brownさんが2月23日に自身のFacebook上でこのことを投稿すると、現在までに11万人以上がリアクションし、14万件近いシェアを受けている。

コメント欄には「その通りだ」「生徒を思いやってくれてありがとう」「悲しいね」「この宿題はいいアイディアだ」「関わりたくないと思わせる教師もいる。教師がみんなあなたのようだったらいいのに」などの声が寄せられた。

Brownさんは大きな反響を受け、他の教師がマネできるように自分が親に送っている“宿題のお知らせ”を公開。「好きに変更して使って。私の役に立っているように、皆さんの役に立ちますように」とコメントした。

関連タグ:

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング