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盲目の男性が訴えた「僕が必要な小さな親切」が考えさせられる

Kika_GuideDog/Twitter

Kika_GuideDog/Twitter

ロンドン在住のアミット・パテル氏は、5年前に視力を失った男性だ。父親として、そして社会人としての生活を送るためには、盲導犬と「小さな親切」が必要だと、彼はTwitter上で訴えた。

なぜ電車で座る必要があるのか

パテル氏が3月27日に、盲導犬キカのTwitterアカウントからした投稿がこちらだ。

雨が降る中、優先席のある先頭車両に乗るために待っていたパテル氏とキカ。通勤時間の車内は、空いているとは言えない状況だった。

そこで「空いている席を探して」とキカに指示を出したものの、空いている席はなく、そして席を譲る人もいなかったという。仕方なく電車の扉に背中をつけ、キカのリードを手に目的の駅まで移動したそうだ。揺れる電車の中で、つかまれるものを手探りで探すのは、とても屈辱的だったと、パテル氏はコメントしている。

▼電車内でのキカ。不安そうな表情に見える

席を譲ってもらえないことは珍しくはないという。しかし、その日は雨で床が濡れており、混雑していることから、自分とキカの安全を確保するためにも座席が必要だった。

パテル氏は「たったひとつの小さな親切で、状況を変えられるのに」とコメントしている。

670件もの声が寄せられた

3つのツイートでこの出来事が報告されると、「あなたとキカにハグを」「心から同情します」といった励ましの声など、合計670件近くのリプライが寄せられた。

中には「僕は車いすで生活しているから席を譲れないけど、手すりにつかまれるように手助けとかをすればいいのかな?」「リツイートしました。私がそばにいたら、同じことは起きないでしょう」など、今後の行動について考える声もあった。

「いいことだってたくさんある」

パテル氏は3月31日、過去のツイートを紹介した。そのツイートには、パテル氏とキカの姿を見たひとりの男性が、すぐに席を譲ってくれた様子をおさめた動画が紹介されている。

「悪いことばかり注目を集めがちだけど、いいことだってたくさんある」と、コメントしている。

Posted: |Updated:

Text by JPN Manatee

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