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「最期に美しい女性とダンスを」寝たきりの92歳退役軍人の願いを叶えた女子大生たち

Phi Mu at USM/Facebook

Phi Mu at USM/Facebook

米ミシシッピ州にあるサザン・ミシシッピ大学の女子大生たちが、死期が迫る退役軍人の最後の望みを叶えた。

患者とインターンの学生として出会う

92歳のポール・ソニアさんは、第二次世界大戦時に従軍した退役軍人だ。1941年の真珠湾攻撃に遭遇した人物でもある。

同大学のソロリティ(女子学生社交クラブ)に在籍するジェシカ・モローさんは、サザンケア・ホスピス・サービスにてインターンとして働く女子大生だ。ふたりが出会ったのは、サザンケア・ホスピス・サービスの仕事を通して。

ジェシカさんの顔を見ると、ソニアさんは「近くのバーに行かないか?」「ワルツを教えてあげるよ」と“ナンパ”していたそうだ。

緩和ケアを受けるソニアさんは、ふたりが出会ったときから寝たきりの状態。残念ながら、ふたりはバーに行くことも、ジェシカさんがワルツを教わることもなかった。

「最期の望みは美しい人とダンスをすること」

ある日、ソニアさんが「最期の望みは美しい人とダンスをすること」と話すのを聞いたジェシカさんは、ソロリティのメンバーとその願いを叶えることにしたのだ。

救急車を手配したうえで、ソニアさんをソロリティの会館へと招待したジェシカさん。

ソロリティのメンバーと開いたパーティで、ベッドの上のソニアさんの手を取りダンスをし、歌い、そしてレモンクッキーを食べて過ごしたそうだ。

「こんなにたくさんの美しい人々と過ごせて幸せだ」と、ソニアさんは語ったという。

家族にとっても特別な時間に

女子大生たちの行いは、ソニアさんだけではなく、その家族のことも笑顔にした。

たくさんの花を用意し、言葉を交わしながら女子大生たちに花を手渡したソニアさん。

その様子を見た孫のサマンサさんは、「ずっと家の中で過ごしていたから、久しぶりに見られた“おじいちゃんらしい姿”でした」と、喜びを口にした。

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Text by JPN Manatee

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