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駅メロの大改革時代到来なるか?!発車音に必要とされる「本来」の機能とは

出典元:有限会社エル・プロデュースプレスリリース

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最先端技術を駆使した音楽制作、音響デザインの総合プロデュースを手掛ける井出音研究所が、新しい発車メロディ開発の受注を発表しました。ユニバーサルデザインを踏まえた発車メロディの機能性の再検討を呼びかけています。

インバウンド観光客にも分かりやすい発車メロディへ

JR新宿駅・渋谷駅の発車ベルがメロディに変わる大改革が行われて早30年が経過し、電車の発車音はメロディを主体として全国的に広がりました。

中でも、駅にゆかりのあるアーティストやイメージ音楽を着メロのような形で簡略化したメロディは都内でもよく耳にしますよね。

しかし、井出音研究所によれば、各地域ではお馴染みの発車メロディについて「今後見過ごせないのがインバウンド観光客への認知性」と指摘しています。

出典元:有限会社エル・プロデュースプレスリリース

発車音の本来の機能とは

海外旅行などで、外国の電車に乗ったことがある方はお分かりになると思いますが、電車の発車音が用いられている国は、世界でもあまり多くはありません。

つまり、発車メロディに馴染みの少ない外国人観光客が駅で初めて聴くメロディを「発車の合図なので気を付けなければならない」と捉え行動できる「認知性」が必要な要素になってきます。

よって、カルチャーとしてのエンターテインメント性が強く感じられる現在の駅メロは、外国人観光客が増えている今、この「認知性」において問題視されているのです。

出典元:有限会社エル・プロデュースプレスリリース

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また、「一つのホームや隣接したホームで複数のメロディーが同時に流れることにより不協和音が必然的に生じ、識別性が低下している現状も見過ごせません」と井出音研究所は言います。

複数の電車がホームに停車している時に、どちらの発車メロディが鳴っているのか聞き取りづらいことがありますよね。

発車を知らせるためのメロディであるのに、発車の合図と認識しづらく識別がしにくいとなると、東京五輪を来年に控えた今、基本的な機能を改めて見直す必要性があるといえるかもしれません。

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Text by 尾形潤

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