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自然に還るストロー?!八芳園が「生分解性ストロー」を導入

出典元:AdobeStock

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結婚式をはじめとした宴会・レストラン等の企画運営を展開している株式会社八芳園(東京都港区)が、8月1日(木)からプラスチックストローの完全廃止と、生分解性ストローの導入を発表しました。

環境汚染の配慮から、プラスチックストローの廃止を検討する企業が増えていますが…生分解性のストローはどう違うのでしょうか。

広がりを見せる廃プラ運動

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八芳園では、これまで年間約2万本ものプラスチックストローが使用されていましたが、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向け、8月1日よりプラスチックストローの完全廃止が実施する予定だそうです。

同社の取り組みの背景にあるのは、近年問題視される「マイクロプラスチック」による海洋汚染。

「マイクロプラスチック」は、自然で分解されることのない微小なプラスチックごみで、海洋汚染だけでなく、海洋生物が誤って飲み込んでしまうことで、海の生態系への影響が懸念されています。

今、公的機関に限らず多くの企業でプラスチック製品を減らす取り組みが行われており、世界規模で海洋汚染の抑止を目指す動きが広まっているのです。

代わりに使われるのは「生分解性ストロー」

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プラスチックストローの代わりに導入されているのは、紙や竹からできたストローが主流ですが、八芳園で導入されるのは「生分解性ストロー」。

「生分解性ストロー」は、トウモロコシなどのでんぷんから得られる乳酸を原料とする植物由来の自然循環型樹脂「ポリ乳酸」という樹脂からできていて、土の中で微生物の働きによって水と二酸化炭素に分解されるため、自然界で巡廻するストローになっているんだそうです。

紙ストローに比べ、炭酸飲料に利用することができるだけでなく、味覚への影響もほぼないので、その機能はプラスチック製ストローに劣らないのだとか。

まさにSDGsの目指す「サスティナブル」な生分解性ストローを導入した八芳園ですが、今後も各企業の廃プラ運動には注目が集まりそうです。

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Text by 尾形潤

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