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喫煙者は腰痛リスクが3倍になると判明!ただしやめれば改善も

shutterstock

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タバコが心肺機能を中心にさまざまな健康被害をもたらすことはよく知られているが、どうやら腰にも良くないようだ。

喫煙者は非喫煙者に比べて、慢性的な腰痛を発症するリスクが3倍以上も高いことを、米ノースウェスタン大学の研究グループが明らかにした。

タバコが脳に影響を与え腰痛を引き起こす

研究グループは、喫煙習慣と腰痛の関連性を調べるために、4週間~12週間持続する腰痛を抱える160人、5年以上の長期にわたって腰痛を抱えている35人、腰痛ではない32人を対象に調査を実施した。

調査は、1年間で5回にわたって、被験者に喫煙状況や腰痛の状態、その他健康状態に関するアンケートを行い、MRIで脳の活動の様子をスキャンするというもの。

その結果、喫煙習慣のある人は、そうでない人に比べて、慢性的な腰痛に悩まされるリスクが3倍以上も高いことが明らかになったのだという。

さらに、被験者のMRIスキャン結果を分析したところ、脳の、慢性的な腰痛の発症に関連する2つの部位が、喫煙習慣のある人の方が活発に機能していたというのだ。

タバコをやめれば痛みも緩和する

この脳が引き起こす腰痛には、一般的な腰痛の治療に使う抗炎症薬は効かないのだという。しかしタバコをやめると、前述の脳の2部位の活動が抑制され、痛みが緩和するのだそうだ

喫煙習慣があって腰痛に悩まされている人がいたら、整形外科に診てもらうだけでなく、タバコをやめるよう努力してみてはいかがだろうか。たちどころに痛みが解消するかもしれない。

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