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大気汚染物質でつくった「黒いインク」嫌われモノがアートの道具へ生まれ変わる

air-ink.com

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ここ数十年でアジア圏は急速に成長を遂げていますが、一方で問題視されているのが大気汚染です。

そんな重苦しい問題を、ユニークな方法で解決するプロジェクトが進行しています!

大気汚染物質を黒インクに

シンガポールを中心に飲まれているビール「Tiger(タイガー)」とGraviky Labsのコラボレーションで生まれた『AIR-INK(エアーインク)』。

自動車や煙突、発電機などから発生する大気汚染物質を採取し、重金属や発がん性物質を取り除いて、黒いインクのペンを作り出すプロジェクトです。

▼車の排気口に専用フィルターを装着。

Tiger presents Air-Ink/YouTube

▼採取した真っ黒な大気汚染物質。

Tiger presents Air-Ink/YouTube

▼特殊なオイルと調合し、黒いインクが完成。

Tiger presents Air-Ink/YouTube

『AIR-INK』は、Kickstarterでクラウドファンディング中。

公開後すぐに注目を集め、目標金額の1万4000シンガポールドル(日本円で約112万円)にもうすぐ手が届きそうなほどの人気ぶりです。

ディーゼル車40分間の汚染でペン1本

細身のペン「0.7MM ROUND TIP」は、ディーゼル車の運転40分に相当する量の汚染物質で作られています。

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ペン先の平たい「15MM CHISEL TIP」は、ディーゼル車の運転130分に相当する量を使用します。

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たった40分ほどの運転で、ペンを1本作れてしまうほどの汚染物質を空気中にばら撒いているとは……考えただけで身の毛がよだちます。

大気汚染の産物を減らす活動はあちこちで行われていますが、出てしまったものを活かすというアイデアは本当に素晴らしいです。

汚すものから彩るアイテムに

すでに様々なアーティストが「AIR-INK」を使って、街を元気にする作品を作り上げています。

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「汚すもの」である大気汚染物質が、「黒いインク」になることで彩りを加えるアイテムへと変化。

空気とともに、街の景観もキレイにできる、これこそが「AIR-INK」の最大の魅力なのではないでしょうか。

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