同人誌やオリジナルのフリーペーパーを作りたいけど、印刷や製本を考えるとハードルが高い……。
そう思って、制作を躊躇していた方にダイソーの「どこからでもとめられるホッチキス」(税別200円)をおすすめします。
冊子の中綴じ製本を自宅で簡単にできるこのグッズ。実際に使ってみました。

ダイソー「どこからでもとめられるホッチキス」パッケージ

ダイソー「どこからでもとめられるホッチキス」裏面
中綴じ製本をしよう
「どこからでもとめられるホッチキス」は3つの部品に別れています。

ダイソー「どこからでもとめられるホッチキス」中身
まず、1の土台に紙を乗せます。
次に、2の枠を紙の上にのせます。
赤丸の矢印マークをもとに、針を留める場所を決めましょう。
最後にホッチキス本体を紙を挟むように乗せて、ガチャッと上から押すだけ。
キレイに針を留めることができます。
1と2の土台はマグネットで固定されるので、決めた場所から針の位置がズレることはありません。
同人誌やフリーペーパーの中綴じ製本だけでなく、ノートを忘れた時、配布用の資料が足りなくなった時など、ビジネスシーンの緊急時にも活躍してくれそうです!
個人的にページ数の多い書類は、左上のホッチキス止めでなく、中綴じの方が見やすいし保管しやすいし良いのにな、と思いました。
「どこからでもとめられるホッチキス」何枚まで中綴じできる?
パッケージには“規定枚数8枚”と書かれていましたが、8枚では足りないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、コピー用紙を何枚まで綴じられるのか実験してみました。
▼規定枚数8枚(16ページ)の場合
当たり前ですが、問題なく中綴じできました。

「どこからでもとめられるホッチキス」で8枚をとめる
内側の針には余裕があるようにも感じます。

8枚は余裕だぜ
▼規定枚数の2倍、16枚(32ページ)の場合
倍の16枚に挑戦したところ、すんなりと中綴じできました!

「どこからでもとめられるホッチキス」で16枚をとめる
厚みがある分、内側の針にはあまり余裕がなさそう。
しかし、強めにページをめくってもほつれることはなく頑丈に留められていました。

16枚も問題なく留まる
▼規定枚数の3倍、24枚(48ページ)の場合
ガシャッとホッチキスを押し込んだ瞬間にわかりました。無理です。

24枚では針がぐにゃぐにゃに……
少し減らして20枚にも挑戦。こちらも無理でした。

20枚も綴じられず……
▼結果発表
8〜16枚までは問題なく綴じられます。

ダイソーの「どこからでもとめられるホッチキス」結果発表
17〜19枚も試しましたが、中綴じはできてもページをめくるとホロホロと崩れてしまい役割を果たせていませんでした。
なお、紙質やホッチキスの針(今回は商品に入っていた針を使いました)によって綴じられる枚数に差がありますのでご注意ください。
自宅で簡単に中綴じ製本ができるというだけで、創作意欲が高まりますね!