シェア

レーザー加工の技術で作られた「千代切紙」が繊細で美しい…町の文具メーカーに詳しく聞いてみた!

Twitter/@cotoramonora

Twitter/@cotoramonora

レーザー加工の技術で作られた「千代切紙」が繊細で美しすぎると、Twitterで話題になっています。

切り絵のような美しさ…

ある日、画材屋『トゥールズ新宿店』のTwitterアカウント(@cotoramonora)が、「千代切紙」についてツイートしました。

「千代切紙」は、レーザー加工の技術を駆使して作られた「折り紙」なんだとか。

Twitter/@cotoramonora

Twitter/@cotoramonora

さまざまな和柄の文様が彫刻されたような感じで、切り絵やレースといった繊細な美しさを漂わせています。

「折り紙」としてだけでなく、ラッピングなど、いろいろな用途で活用できそう…!

Twitter/@cotoramonora

Twitter/@cotoramonora

なんだか、「千代切紙」そのものが、アート作品のようです。

Twitter上には「ヤバい。コレ欲しい」「美しい…」「すごい綺麗」といったコメントも。

Twitter/@cotoramonora

Twitter/@cotoramonora

「千代切紙」のツイートが反響を呼び、1万3千件以上リツイートされていました。

現在、「千代切紙」の在庫について『トゥールズ新宿店』と、オンラインショップの『コトラモノラ』では入荷待ちの状況。

入荷次第、『トゥールズ新宿店』のTwitterアカウントで告知するそうです。

お客様の目線を大事に…

なお、「千代切紙」の企画・製造・販売を行っているのは、文具メーカーの『株式会社バックストリートファクトリー』。

東京都の荒川区で、町工場と連携し、新しい価値観で「ものづくり」に取り組んでいるとのこと。

Twitter/@cotoramonora

Twitter/@cotoramonora

さっそく、代表者の臼井 基樹(うすい もとき)さんへお話を伺ってみました。

―― 「千代切紙」を作ってみようと思ったきっかけを教えてください。

弊社の兄弟会社である『株式会社ロッカ』に紙素材を切らせれば、速度日本一のマシンが導入され、その限界に挑める商品づくりをしていました。

その中で「折り紙に繊細な切り絵加工を施したらどうか?」という案があり、そこが開発のきっかけとなりました。

―― なぜ「折り紙」を選ばれたのですか?

常に開発の原点は町工場の技術を活かし、世の中にないものを作り、世の中を潤す商品開発を目指しています。

ここの所、折り紙マーケットは非常に活気があり、折り紙が好きな方や外国人の方に、ぜひ日本の繊細な技術と「ものづくり」を知ってほしいと思いました。

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

―― 「千代切紙」は、どのような素材で作られていますか?

「NTラシャ」という紙を使っています。この紙はレーザー加工機と相性がよく、焦げにくく、熱変色しにくい性質があります。

数百種類の紙を試し切りしながら、最善の用紙を探し出しています。

また「NTラシャ」は、和名の付いたさまざまな色合いの紙が、50種類ほどあるのが特徴です。

日本人らしい繊細な「色表現」がしやすい種類豊富な点も特徴です。

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

―― 「千代切紙」を製品化する上で、一番、難しかった部分について教えてください。

ここは完全にコスト面です。

通常のレーザー加工機で切削加工すると、1枚切るのに6,000円(お役様販売時)ぐらいかかってしまいます。

1枚切るのに昔は20分以上かかっていました。

そこに最新のレーザー加工機を導入することで、速度が10倍以上になり、現在では1分20秒くらいで1枚切ることができます。

よって、上代(希望小売価格)1枚350円ぐらいまで圧縮できたので、市販にこぎつけました。

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

―― 「千代切紙」や「文具」などを製品化する上で、こだわりや大切にしていることはありますか?

メーカーの悪いところですが、常にプロダクトアウト目線が付きまといます。

お客様の目線を大事にし、お客様に喜んでいただく「製品づくり」を心がけています。

お客様は技術の高さを欲しいのではなく、自分の役に立つ素敵なアイテムをお探しになっています。

“どうしたらお客様の生活をもっと豊かにできるか?”

それを工場の中で考えることがとても大変ですが、大事なことだと思っています。

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

画像提供/株式会社バックストリートファクトリー

―― ありがとうございました。

技術面だけでなく、お客様の目線を大切にして生み出された製品だったんですね!

「千代切紙」は国内の文房具店や、そのほかの販売店でも随時販売予定とのこと。

また、オンラインショップ『文具道』でも、販売中だそうです。(※現在、入荷待ち)

「千代切紙」が気になる方は、各店舗の入荷状況をこまめにチェックしてみてはいかがでしょうか?

    Posted: |Updated:

    前の記事を見る

    次の記事を見る

    注目の記事

    Ranking