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緑の美しい「蛾」がSNSで話題!投稿者は完全体との出会いに感動

Twitter/@streptopelia_r

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「蝶」のような淡いグリーンの翅(はね)を持つ「蛾」が美しすぎると、Twitterで話題になっています。

「蝶」のように美しい「蛾」

この画像を投稿しているのは、はとし(@streptopelia_r)さん

ある日、車で移動していた際、「オオミズアオ」と思われる「蛾」を見かけたんだとか。

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「オオミズアオ」の完全体を見たことがなかったはとしさんは、思わず叫んでしまったとのこと。

そのため、近くのコンビニに車を止めてもらい、「オオミズアオ」を探してみることにしたそうです。

見つけた「オオミズアオ」は、淡いグリーンの翅(はね)が神秘的な美しさを放っています。

絵本や童話に出てきそうな感じで、とても「蛾」だとは思えません。

ツイートには「感動ものですよねぇ」「美しい~」「写真見れて本当に嬉しいですっ!」といったコメントも。

「オオミズアオ」の姿が美しすぎると反響を呼び、「いいね」の数も1万2千件を突破していました。

「オオミズアオ」にそっくりな種類も…

「オオミズアオ」は淡いグリーンの翅をもつ、「チョウ目・ヤママユガ科」の「蛾」だそうです。

日本では、北海道から九州の平地や高地に分布し、生息域はかなり広いんだとか。

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また、「オオミズアオ」によく似た「オナガミズアオ」という「蛾」もいるとのこと。

今回、はとしさんが見つけた「蛾」は、「オオミズアオ」か「オナガミズアオ」かは判別できなかったそうです。

幼少期から図鑑を眺めて…

なお、この時の状況について、はとしさんにお話を伺ってみました。

―― 「オオミズアオ」と思われる「蛾」を見つけた時の状況について

5月6日の20時頃、私は車で移動中で助手席に乗っておりました。

交差点を曲がるときに運転手が「なんか白いのが動いてるよ」と言うので窓から見ると、交差点の角の縁石で「オオミズアオ」が動いていました。

「オオミズアオ」や「オナガミズアオ」は、私の普段住んでいる地域ではあまり見られず、幼少期からの憧れの「蛾」でもありました。

それで思わず、「あああ!オオミズアオォォォ!!車!とめて!!!」と叫びましたが、運転手に「止まれるかぼけぇぇ!!(危ない)」と言われてしまいました…。

「ああ…見たかった…見れなかった…」とかなり落ち込んでしまいました。すると運転手が、70mほど先のコンビニに車を止めてくれて「一緒に見に行こう」と言ってくれたので、小走りで走って探しに行きました。

少し探してようやく見つけ、弱って地面で力なくもがいていたその子を「ミズアオちゃん、ミズアオちゃん」と言いながら手で持ち上げた次第です。

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―― 「オオミズアオ」と思われる「蛾」を間近で見た時の感想は?

実は以前、石川県内の山の中で、腹を半分以上食われ、翅ももげてボロボロになった「オオミズアオ」(まだかろうじて生きていました)を見たのが初めての出会いでした。

幼少期から何度も、自由帳に「オオミズアオ」を描いて図鑑を眺めては憧れていました。今回、埼玉県内で初めて完全体に出会えて感動しました。

後翅(こうし)の先は少し擦り切れていましたが、紛れもなく「手足・触角・翅」ともにそろった完全体で、見ていてとてもドキドキしました。

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―― 「オオミズアオ」に触れたあと、どうされましたか?

「オオミズアオ」「オナガミズアオ」が属する「ヤママユガ科」の「蛾」は、羽化してからは口器を持たないため、採餌ができません。

生殖のためだけに短い期間生存するので、むやみに離れた場所に放してしまうよりは、この子が選んだ同じ場所の車や人の足でつぶされないところにリリースしておきました。

多くの「動植物」に言えることですが、日本国内でもある種類が「いる・いない」「多い・少ない」など、同種だとしても地域ごとの交配による多様な遺伝子群、そしてそれらを支えるさまざまな環境があるのだと思います。(種、遺伝子、環境による生物多様性の概念)。

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リプライで「見たことがない」という意見や、「うちの近くにたくさんいる」「昔は見たけど最近いない」という意見が多く寄せられ、とてもワクワクしました。

私が住む関西の地域では「オオミズアオ」系の「蛾」は、あまりお目にかかれません。おそらく、関東以北では多いようなイメージです。

単に気温だけでなく、幼虫期の食草や外敵の多寡など、いろいろな要因が関わっていそうです。これを機に何人かでも、身の回りの生き物に目を向けてくれたら嬉しいですね。

―― ありがとうございました。

広い地域に生息しているようですが、まだ見たことがない人もいるようです。

「オオミズアオ」に興味がある方は、はとしさんのTwitterアカウントまで。

※この記事のツイートと画像ははとし(@streptopelia_r)さんの許可を得て掲載しています。

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Text by 羽田 早菜

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