シェア

電柱や踏切の「かんざし」が話題!制作会社「かんざしをもっとポピュラーに」

画像提供/株式会社 和心

画像提供/株式会社 和心

電柱や踏切警報機をモチーフにした「かんざし」が注目を集めています。

製造・販売を行う「かんざし屋wargo」の株式会社 和心の担当者の方に取材しました。

ユニークで可愛い「かんざし」

オカチさん(@okacyuu)が1月15日、「電柱のかんざしに、踏切のかんざしー!なんじゃこりゃあぁぁああ!!」と、ユニークで可愛いかんざしの写真をTwitterに投稿しました。

これは、オリジナルデザインの「かんざし」を提供するかんざし専門店・かんざし屋wargo(ワーゴ)の商品です。

Twitter/@okacyuu

Twitter/@okacyuu

かんざし屋wargoでは、伝統工芸と現代のデザインを取り入れた、さまざまな「かんざし」を取り揃えています。

今回オカチさんがツイートした「かんざし」のモチーフは、なんと電柱と踏切警報機!

Twitter/@okacyuu

Twitter/@okacyuu

「電柱のかんざし」にはカラスなどの鳥がとまっていたり、「踏切警報機のかんざし」は赤いランプが点滅したりしているようなデザインになっています。

まさか電柱と踏切警報機がかんざしのモチーフになってしまうとは…!物珍しさと不思議な可愛さから、髪をまとめてみたくなっちゃいますね。

ツイートには「可愛い」「なんとユニークな趣!」などの声が寄せられ、「いいね」も2万件を突破していました。

風景写真にたたずむ電柱を見て…

電柱や踏切警報機のかんざしのデザインは、どのように生み出されたのでしょうか。

かんざし屋wargoを運営する株式会社 和心の担当者の方にお話を伺いました。

―― 「かんざし専門のブランド」を立ち上げてみようと思われた理由を教えてください。

当社は『日本のカルチャーを世界へ』という理念を掲げております。「誰もかんざし専門店を立ち上げてないなら、自分たちで立ち上げよう!」と思ったことが始まりでした。

画像提供/株式会社 和心

画像提供/株式会社 和心

―― 「かんざし屋wargo」で販売している「かんざし」は何種類ほどありますか。

現時点で800種類以上あります!

その半分以上は「洋服・和装」と併用できる可愛い和テイストの「かんざし」です。中でも人気の“とんぼ玉シリーズ”は100種類以上あります。

電柱や踏切をモチーフにした「かんざし」はユニーク系の代表格ですが、もっと個性的なデザインの「かんざし」もたくさんあります。もちろん、成人式や七五三など着物に合わせる王道の「かんざし」も多数取り揃えています。

画像提供/株式会社 和心

画像提供/株式会社 和心

―― 「電柱や踏切警報機のかんざし」のデザインは、どのようにして編み出していますか。

製作したデザイナーによると「電柱一本簪(一匹鴉、群雀)」 は、ある日ノスタルジックな風景写真にたたずむ電柱を見て「これだ!」と思ったそうです。電柱のカラスやスズメは、よく電柱にとまっている鳥なのでデザインとして付けたと言っていました。

2点とも買ってくださったお客様や、すでに「かんざし」を持ってる人がクスッと笑えるような、けれども「かんざし」一本でも成り立つようなギミックになるようデザインしたそうです。

「踏切一本簪(特急はと、特急つばめ)」は、電車に関するモチーフや夕暮れ時の踏切のノスタルジーを感じる情景が好きだと言っていました。

「電柱一本簪」が好評だったこともあって、踏切警報機をモチーフにしても「これは、かんざしとしていける!」と思いデザインとして提案したそうです。

画像提供/株式会社 和心

画像提供/株式会社 和心

ただ電柱に合わせて踏切警報機にも何か動物をつけようと思ったそうですが、どんな動物をつけるか、かなり悩んだそうです。

しかし、せっかくの電車モチーフということで「特急つばめ」「特急はと」というマイナーながらも、分かる人には分かってもらえるようなコンセプトを練ったと言っていました。

ミニチュアが大好きだということで日本人らしくディテールにも、かなりこだわったそうです。そのため、先輩からよく「髪に何か建設するの好きだよねと言われています」と語っていました(笑)。

当社のデザイナーとして常にアンテナを立ててくれているので、ユニークな「かんざし」が製作できたのだと思います。

―― 「かんざし」はデザイン、製造、販売までを全て自社で行っていますか。

はい、デザイン・製造・販売まで自社で行っております。

職人さんに一点一点手作りをしていただいている、唯一無二の「かんざし」となっております。

画像提供/株式会社 和心

画像提供/株式会社 和心

―― 「かんざし専門のブランド店」として、こだわりや大切にしていることはありますか。

どんなシーンでもぴったりくる「かんざし」を提供していきたいと考えています。店舗に足を運んでくれたお客様には簡単なまとめ方や、さまざまなシーンでの使い方を毎回アドバイスさせていただいております。

今では「パーティドレスに合う」「男性向け」「ショートヘアの方も使える」など、「かんざし」の利用者の幅も広がってきました。

それでも「着物や浴衣を着る機会がない」「今は必要ない」とおっしゃるお客様も多く、まだまだ「かんざし」=「和装」のイメージが強いようです。

ヘアアレンジでお困りの方が、数あるヘア小物の中から「かんざし」を選択肢に入れていただけるようになってほしいと思っています。ヘア小物として「かんざし」がもっと、ポピュラーな存在になってくれたらうれしいですね。

―― ありがとうございました。

画像提供/株式会社 和心

画像提供/株式会社 和心

デザイナーや職人さんの声を大切にしながら、斬新かつ伝統的な要素を残した「かんざし」を作られていたんですね!

かんざし屋wargoの商品が気になる方は、ぜひお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

※この記事の画像はオカチさんと株式会社和心の許可を得て掲載しています。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング