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和服を気軽に!着物のえりをモチーフにした「和テイストの首飾り」がステキ

Twitter/@tema881(撮影者/友人)

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着物の衿(えり)をモチーフにした「首飾り」が注目を集めています。

着物の衿などをモチーフした首飾り

「首飾り」の写真を投稿したテマさん(@tema881)は、教育大学の造形文化コースで金属工芸などを学んでいます。

首飾りは大学の卒業制作で作ったそうです。

Twitter/@tema881

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和服を着る時に見える半衿や着物の衿、そして道行コートの衿の特徴を活かし、和テイストな首飾りに仕上げたそうです。

モチーフの発想もさることながら、洋装に似合うようにデザインされた首飾りの美しさにうっとりしますね!

Twitter/@tema881

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首飾りでありながら、アート作品のような雰囲気も漂っています。この首飾りに合わせた洋服のコーディネートを考えるのも楽しそうですね。

ツイートには「めちゃくちゃ素敵です!!」「ほしいです…」「超可愛い!!」などの声が寄せられ、「いいね」も2万件を突破していました。

完成までに約1年

「和テイストの首飾り」のこだわりについて、テマさんへお話を伺いました。

Twitter/@tema881

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――着物衿などをモチーフに首飾りを制作した経緯について

もともと和の文化に興味があり、和モダン(私の中では特にスタイリッシュ和モダンと呼んでおります)をコンセプトにしたイラストを描いていたり、アクセサリーを制作していたので、それが私らしさになっていました。

卒業制作でも私らしさを取り入れた、今までにないようなジュエリーが作りたいと思っていました。

発想に至った経緯ですが、和服が好きなのに着る機会がなかなかない上に、和服自体に手を出すのも難しい、着るのも洋服に比べたら時間がかかってしまう。

それなら和服のどこかを気軽に身に付けることができないかと考えたとき、「洋服の襟は付け襟だったり、襟の形のアクセサリーがあるのに、和服の衿のものって珍しくない?」と思ったのがきっかけです。

―― 首飾りは、どのような素材で作られていますか?

着物衿(金)の素材は真鍮(しんちゅう)です。投稿写真だけでは分かりにくいのですが、所々にキュービックジルコニアがはめてあります。着色方法は金メッキ加工です。

道行衿(赤)の素材は銅です。着色方法は煮上げという、銅を煮上げることにより、赤く発色させる技法です。

半衿(黒)の素材は真鍮です。着色方法は漆の焼き付けという、漆を全体に塗ってススを定着させる技法です。

ジュエリーの要素は身に付けられる点、石が付いていたり真珠がついていたり華やかでもある点。(貴金属ではないため厳密にはジュエリーとは呼ばないかもしれませんが)

金属工芸の要素は、一般的には花器や置物などの金属工芸に使われる技法をあえて身に付けるものに使用した点で、両方の要素があると書かせていただきました。

―― 首飾りを制作するうえで、一番こだわった部分はどこですか?

こだわった部分は首の後ろにくる部分を衿と同じように繋げたことです。一般的なジュエリーやアクセサリーは首の後ろの部分に金具があり、首の後ろで装着するようになっていると思います。

実際に後ろに金具やチェーンを持ってきていたら、もっと簡単に制作できていたと思います。しかし、今回のモチーフは衿だったのでどうしてもそこは譲れず、妥協しませんでした。

着物と半衿モチーフのものは、後ろからガバッと開いて着けられます。赤い首飾りは真珠が付いているパーツが金具になっており、そこを取ってから後ろからガバっと開いて、また金具を付けるという感じになっております。

あとは、和の要素が入っているけれども、普段着やドレスなどの洋服との相性が良く、現代の人にも「おしゃれ」と思ってもらえるようなデザインを目指したところです。

―― 首飾りの完成までにどれくらい時間がかかりましたか。

発想・デザイン・プロトタイプの制作の期間を含めると約1年になります。

2016年12月:発想
2017年4月:プロトタイプ(着物衿モチーフのみ)のデザイン・制作
2017年10月:道行・半衿の追加の決定、デザイン
2018年1月末:完成

他の案を出したり就職活動をしたり、いろいろと迷ったので卒業制作の作業に本格的に取り掛かったのは夏休みが明けた10月です。

―― Twitter上での反響について

Twitterの反響は素直にうれしいです。今までイラストを投稿してきましたが、ここまでたくさんの方から反応を受け取るのは初めてです。

自分の作品でも、ここまで良いと言ってもらえるんだなと自信に繋がっています。

―― ありがとうございました。

Twitter/@tema881(撮影者/友人)

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発想も含めると、約1年かけて作品を制作していたんですね!

テマさんの作品が気になる方は、ぜひTwitterアカウント(@tema881)をチェックしてみてください。

※この記事のツイートと画像はテマさんの許可を得て掲載しています。

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Text by 羽田 早菜

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