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「2年間の育児休業」を取得した男性に聞く“育休の過ごし方”

Twitter/@hiromasaya_

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2年間の育児休業を取得した男性のTwitterへの投稿が、注目を集めています。

妻と双子の子供のために

山本 洋正さん(@hiromasaya_)は5月31日、妻と子供のために2年間の「育児休業」を取得し、育児に専念したことをツイートしました。

システムエンジニアとして多忙な日々を送っていた2年前、奥様が双子を授かります。

このままでは妻だけに重い負担を掛けてしまうと考えた山本さん。真剣に悩んだ末に、2年間の育児休業を取得しました。

Twitter/@hiromasaya_

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そして、育児休業の最終日に投稿したツイートが反響を呼びました。

ツイートには「勇気ある素敵な決断ですね」「素晴らしいですね」といった声が寄せられ、「いいね」も10万件を超えました。

男性の育児参加は増加傾向

厚生労働省が5月30日に公表した「平成29年度雇用均等基本調査」の速報によると、男性の育児休業取得率は5.14パーセント(前年度比+1.98パーセント)、女性の育児休業取得率は83.2パーセント(前年度比+1.4パーセント)にそれぞれ上昇しました。

男性の育児休業取得率は、女性と比較するとわずかではありますが、育児に参加する男性が増えているようです。

夫婦でしっかりとコミュニケーションを!

2年間の育児休業を取得したことについて、山本さんにお話を伺いました。

―― 2年間の育児休業を取得した理由を詳しく教えてください。

子供が双子で大変だということと、仕事が忙しくて妻にも負担をかける心配もありました。また子供が小さい限られた時期を家族で過ごしたいという理由もありました。

この限られた時間で妻と一緒に同じ苦労をし、同じ喜びを味わうことは一度きりの人生において、かけがえのない経験になると思いました。

人生は長いので仕事は「2年ぐらい休んでも後から頑張ればいい」、それよりも「子供が一番成長する時期は今しかないので一緒に過ごしたい」そんな気持ちがありました。

イメージ写真/Fotolia

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――育児休業の期間中、どのような形で育児に参加しましたか?

特に育児の役割分担は決まっていません。2人ともなんでもやります。

2人いても相手も双子なので生まれたばかりのころから、とにかく子供の世話(ミルクやオムツ替え、泣いた時の抱っこなど)だけで手いっぱいでした。

初めての子育てなので手抜きの仕方も、よく分からずがむしゃらにやっていました。家事は手の空いている方、余裕のある方がやっていましたが、結構手を抜くこともありました。

あとは交代で休んだり、1人の時間を作ったりということを大切にして、自分たちがなるべく気分良く過ごせることを重視しています。

いつの間にかそれが当たり前になった感じで、今でも特に役割は決まっていません。

―― 育児休業の期間中、大変だったエピソードは?

印象に残っているのは、生後1カ月ぐらいの頃に、初めて2人の面倒を1人で見たときのことです。

妻が美容院にいっているほんの3時間ぐらいの間でしたが、とても長く感じたのを覚えています。2人同時に泣いても1人しか抱っこできないので、もう1人は泣いたまま放置に…。

途中でミルクも飲ませたのですが、2人のミルクのタイミングが重なってしまい、初めて2人同時授乳をしました。

―― 男性の育児参加についてどう思いますか?

確かに男性の育休はいまだに取りにくいのかもしれません。国の制度もだんだんと整備されてきていますが、組織の意識が全然追いついていないし、まだ気軽に育休が取れる雰囲気とは言えません。

ただ、2年前と比べても育休を取ったり、積極的に育児に参加する男性は少しずつでも確実に増えてきていると思います。

この流れはどんどん加速してほしいです。逆説的ですが、実際育児をしてみて直接子供のお世話をすること以外にも、いくらでも育児に参加する方法があることに気づきました。

当然パパが早く帰ってお風呂や寝かしつけ、家事なんかを担当してあげられたらいいのですが…。

やはり仕事が忙しく帰りも遅くて、なかなかパパが直接育児に関わることができないご家庭もあります。それでも、ママの話を聞いてあげることはできるはずです。

「今日はこんなことが大変だったよ。こんなことができるようになったんだよ」と、きちんと向き合って話を聞いてあげるだけでママはだいぶ気持ちが楽になると思います。

あとは、ママに自由な時間を作ってあげたり、お金に余裕があれば家事代行サービスやベビーシッターの利用を検討してもいいと思います。

ママの身体的、精神的な負担を少しでも減らすために何ができるか考えること。夫婦でしっかりとコミュニケーションをとること。まずはそこからだと思います。

これだけでも立派に育児に参加していると言っていいと思います。

―― ありがとうございました。

育児をあわせて、夫婦間のコミュニケーションを大切にされていたんですね。

育児休業を検討中の方は、ぜひ山本さんのTwitterアカウント(@hiromasaya_)を参考にしてみては。

※この記事のツイート画像は山本洋正さんの許可を得て掲載しています。

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