シェア

エレベーターの「開閉ボタン」を押し間違える人のイラストに共感の声!ピクトグラムは間違いやすいとの研究も

Twitter/@mohikan1974

Twitter/@mohikan1974

エレベーターの「開閉ボタン」を押し間違えてしまう人の見え方を描いたイラストに注目が集まっています。

開・閉のボタンはどっち?

もひかんさん(@mohikan1974)は6月12日、エレベーターの「開閉ボタン」のイラストを描いてTwitterに公開しました。

もひかんさんの奥様は、よくエレベーターの「開閉ボタン」を逆に押してしまうことがあるんだとか。なぜ逆に押してしまうのか、わかりやすくイラストにしてみたそうです。

Twitter/@mohikan1974

Twitter/@mohikan1974

奥様にはエレベーターの「開くボタン」は“扉が閉まる”ように見え、「閉めるボタン」は“扉が開く”ように見えてしまうとのこと。

よく目にするボタンですが、言われてみれば確かに区別がつきにくいのかもしれません。

もひかんさんのイラストに共感する人が続出し、「いいね」も1万件を突破していました。

エレベーターの押し間違いの研究

エレベーターのボタンの押し間違いについては、深く研究した論文が公開されています。

人間環境学研究会の「二重課題と視点移動がエレベータ開閉ボタンの押し間違いに及ぼす影響」(2012年)によると、日本エレベーター協会では、不特定多数の人が利用する公共性の高さから、エレベーターの設計は「ユニバーサルデザイン」に基づいて行われています。

開閉ボタンのデザインは、外国人や低年齢者などの利用を考慮し、「開」「閉」といった文字情報ではなく、各メーカーに「ピクトグラム」の使用が推奨されているそうです。

しかし、同研究ではそのことで別の側面で新たな問題が生じたと考えらえるとしたうえで、もうひとつの問題を提起しています。

(前略)これらの研究から、開閉ボタンに平仮名などの文字を使う場合に比べて、ピクトグラムを使うと、押し間違いが生じやすいことが分かっている。

このように、先行研究では、押し間違いの原因として、 主に、開閉ボタンに使用されるピクトグラムのデザインに焦点が当てられている。しかしながら、開閉ボタンの押し間違いの原因は、そのデザイン的要因にのみ帰属されうるのであろうか。

(『二重課題と視点移動がエレベータ開閉ボタンの押し間違いに及ぼす影響』から引用)

そのうえで、ピクトグラムのデザイン面だけでなく「今後押し間違いの低減を目指す上では、より積極的に、押し間違いに影響を及ぼす認知的要因に着目するべきだと考えられる。」としています。

「エレベーターあるある」

Twitterには「お嫁さんと同じ感覚です」「私もよく間違えます」などの声が多数寄せられています。

Twitter上の反応を見る限り、エレベーターの「開閉ボタン」を押し間違えてしまう人は意外と多いようです。

誤解を生みにくいデザインをつくる、一つのヒントになるかもしれません。

※この記事のツイートと画像はもひかんさん(@mohikan1974)の許可を得て掲載しています。

Posted: |Updated:

Text by 羽田 早菜

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング