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コスプレイヤーは2匹の飼い猫!手作り衣装のサンとアシタカが可愛い

Twitter/@YagyouNEKO

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2匹の飼い猫のコスプレ衣装を制作したTwitterアカウントに注目が集まっています。

飼い猫のコスプレ衣装を制作

夜行さん(@YagyouNEKO)は10月23日、有名アニメ映画「もののけ姫」に登場するサンとアシタカの衣装を着た飼い猫の写真をTwitterに公開しました。

ゆきちゃん Twitter/@YagyouNEKO

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写真には登場人物であるサンの衣装を着たゆきちゃん(白黒柄)と、アシタカの衣装を着たこよみちゃん(サバトラ)の姿が写っています。

徳島県上勝町にある「もののけ姫」の森にそっくりな山犬嶽(やまいぬだけ)という山で撮影したそうです。

ゆきちゃん Twitter/@YagyouNEKO

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こよみちゃん Twitter/@YagyouNEKO

こよみちゃん Twitter/@YagyouNEKO

苔が生い茂る大きな岩の上で、おとなしく撮影に応じるゆきちゃんとこよみちゃん。

ゆきちゃんとこよみちゃんは衣装の着用や撮影自体に慣れているのか、しっかりとポーズを決めています。

ゆきちゃん Twitter/@YagyouNEKO

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サンやアシタカのコスプレ衣装の再現度の高さや、森の中でも動じない、ゆきちゃんとこよみちゃんの姿に驚きますね!

ツイートには「神々しいし、カッコイイです!」「めちゃくちゃ可愛いです!!」などの声が寄せられ、「いいね」も1万8000件を突破していました。

素材集めや構想に3年!?

今回、コスプレ衣装の制作や飼い猫について、夜行さんにお話を伺ってみました。

―― 飼い猫のコスプレ衣装を作ってみようと思ったきっかけは?

もともとは自分がコスプレイヤーでした。徳島県にはufotable(ユーフォーテーブル)という有名なアニメーションスタジオがあり、年に二度、ufotable主催の「マチ★アソビ」という大きなアニメイベントが開催されています。

そこで自分の飼い猫と一緒にコスプレをし、あわせ(同じジャンル作品等の組み合わせで”あわせる”)写真を撮るのが目的でした。しかし、猫のコスプレがとても人気が出たこともあり、猫たちがメインになりました。

ネットのおかげで猫がコスプレをしている写真は簡単に見ることができます。ですが、たくさんのコスプレイヤーさんたちと、一緒にイベントに参加している「コスプレにゃんこ」を見られるイベントは他にはないと思います。

今では「マチ★アソビ」が開催されるたびに、遠くから猫たちに会いに来てくださる方がいたり、海外からもたくさんの応援メッセージをいただいたりするようになりました。

Twitter/@YagyouNEKO

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―― コスプレ衣装のモチーフは、どのようにして決めていますか?

自分の好きなアニメだけを選びすぎると、見てくれる人たちを制限してしまい、すぐに見放されてしまいます。

最初はジブリ作品の衣装を作って徳島の観光地を紹介しながら、世界感を表現して年齢やアニメファンの方々の壁を乗り越え、たくさんの人たちの興味を集めることに成功しました。

そうしながら「Fate/Grand Order(FGO)」「夏目友人帳」「刀剣乱舞」「ジョジョの奇妙な冒険」など、アニメファンを納得させる人気作品を取り入れました。

それらの衣装を自分が納得するまで作りこむことで、コスプレイヤー歴を10年越えるようなベテラン層の皆さまからも、たくさんの応援をいただくようになりました。

今現在作成している衣装のモチーフは、ほぼ90%以上応援してくださる皆さまからのリクエストに頼っています。

ufotableの代表作がFateシリーズであるため、リクエストにFateシリーズ関連が多いのは運命的なものだと感じています。

Twitter/@YagyouNEKO

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―― 今まで制作したコスプレ衣装の中で、一番難しかった衣装はどれか教えてください。

「技術的に」と聞かれればいろいろありますが、今まで制作した衣装の中で難しかったのは『アルトリア・ペンドラゴン』というキャラクターで通称”青セイバー”と呼ばれる衣装です。

ジブリ作品に登場するキャラクターの衣装のほとんどが、実際に目の前に現れてもあまり違和感がないのに比べ、Fateシリーズに登場するキャラはどれも細部まで装飾され、構造も複雑で魅力にあふれているものばかりです。

猫の衣装を作るのに、人間用のを縮小すれば良いというわけにはいきません。猫の体型に合わせてデフォルメをしてあげる必要があるのですが、やりすぎると元のキャラが分かりにくくなってしまうのです。

Fateシリーズを知っていることが前提ですが…100人が自分の作った猫の衣装を見て、100人に「ああ、セイバーだ」と思わせるような衣装を完成させるために、何度も失敗作を繰り返しました。素材集めや構想に3年を費やしています。

Twitter/@YagyouNEKO

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―― ゆきちゃんとこよみちゃんは、最初から嫌がることもなく素直に衣装を着てくれましたか?

「服を着たり、コスプレをしたりで猫さんたちは嫌がったりしませんか?」という質問は大変多くの皆さんからいただく質問のひとつです。実際、必ずといっていいほどよく聞かれます。

結果を先に述べますと、まったく嫌がりません。例えば、最初に衣装を首に通してあげると、次に猫は「そでを通してください」と右手をあげてくれます。

逆に悩みがあるとすれば、服を着せると気持ち良くなってしまうようで、最近では撮影会の最中に寝てしまうことがあります。

猫と一緒に暮らし始めた頃から、地震などの災害に備えて避難所や車での暮らしや生活は視野にいれる必要がありました。

人を怖がったりせず、環境が変わっても睡眠ができる訓練以外にも、アレルギー持ちの方への配慮のために毛が飛びにくいように服を着ることも、結果的にこの子たちの安全につながることだと思っています。

Twitter/@YagyouNEKO

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―― コスプレ衣装を制作する上で、こだわりや大切にしていることはありますか?

衣装を制作するにあたって、クリアしなければならない条件がたくさんあります。まずは猫の体に負担をかけない、優しい衣装作りをしてあげることです。

・体に合ったサイズで作成すること。
・重さは体重の3割を越えないように軽くすること。
・ケガにつながるような危険な素材は使用しないこと。
・運動を妨げないデザインを考慮すること。

技術面では、原型になるキャラの衣装の色合わせをとにかく正確に再現することです。

猫はウイッグやカラーコンタクトを使用できませんが、原型になるキャラのイメージを著しく損なわないように努めながらも、その作品やキャラを愛する人たちを納得させるくらいの衣装作りをすることです。

―― ありがとうございました。

Twitter/@YagyouNEKO

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飼い猫の体型や動きやすさを考慮し、試行錯誤を繰り返しながら制作していたんですね!

ゆきちゃんとこよみちゃんのコスプレ姿が気になる方は、ぜひ夜行さんのTwitterアカウント(@YagyouNEKO)をチェックしてみては。

※この記事のツイートと画像は夜行さんの許可を得て掲載しています。

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Text by 羽田 早菜

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