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天然貝から独自技法で生み出す「螺鈿アート」にうっとり!

Twitter/@print_creator

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11月6日頃から、Twitterに「#ハンドメイド界隈のテンション上げてく為に自分のイチオシ作品画像を貼ろう」というハッシュタグが登場しました。

発端は、10月17日にあるキー局の情報バラエティ番組が、ハンドメイド作品の販売について安い材料費で高い値段をつけられる「簡単に稼げる副業」と紹介したこと。

Twitter上では多くのハンドメイド作家が、作品制作にかかる手間や時間、技能習得までの苦労を無視するかのような放送内容だと困惑。さまざまなジャンルの作家が自身の作品を投稿して、ハンドメイド作品の素晴らしさをアピールする動きが拡がりました。

このうち、天然貝を使用した「螺鈿(らでん)アート」の作品が注目を集めています。

伝統工芸を取り入れたハンドメイド作品

螺鈿アート作家の上本ミナさん(@print_creator)は11月8日、「螺鈿アート」の作品をTwitterに公開しました。

Twitter/@print_creator

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これは上本さんが、螺鈿とオリジナルの手法を組み合わせて制作した作品。

「螺鈿(らでん)」とは奈良時代から続いている日本の伝統工芸で、貝殻の光沢部分を使用した装飾技法のひとつです。

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おもにスマートフォンケースやスマートフォンリング、小物などの作品を制作。神秘的な絵柄と貝柄が持つ光沢の美しさに思わずうっとりします。

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まるで伝統工芸と現代アートが融合したような作品です。ツイートには「見惚れてしまいました」「とても美しいですね!」といったコメントが多数よせられていました。

イベントへの参加やネット通販で販売

上本さんは螺鈿アート作家として、「天然貝のキラキラ螺鈿アート雑貨のPrint creative」という名前で作品を発表しています。

イベントへの参加やネット通販で、自身の作品を販売しているそうです。

Twitter/@print_creator

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螺鈿の美しい輝きをもっと身近なものに

「螺鈿アート」について上本ミナさんにお話を伺いました。

―― 伝統工芸の螺鈿とオリジナルの手法を組み合わせて作品を作り始めたきっかけは?

私が螺鈿細工を初めて知ったのは大学生の時です。建築学を専攻していましたが、日本建築の装飾に使われているのを知って、とても綺麗だと記憶していました。

調べてみると建築以外にも、家具、食器などに使われていることを知りました。しかし、綺麗とはいえ正直、高級で簡単には手が出せないお値段。

そしてイマドキ感はなく、身近には全く感じられなかったのです。ただただ、記憶に残る美しさでした。

こんなに「綺麗な螺鈿がもっと身近にあったら」「私のような若い世代でもおしゃれとして楽しめる物があったら」「螺鈿の魅力を伝えながら、伝統工芸の価値を知ってもらえたら」。

そんな思いから、螺鈿細工よりも簡易的に作ることができる「螺鈿アート」というオリジナルの手法を2年くらいかけて開発しました。私のスマホケースは手に取りやすい金額での提供が可能になっています。

職人さんが作る螺鈿細工では数万円から十数万円の領域となります。

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―― 天然の貝を使って絵を描く螺鈿の手法について教えてください。

螺鈿細工は貝殻の内側の虹色光沢の部分を切り出し、その貝を漆などに埋め込んでいくことで模様を描く装飾技法です。職人技が光る工芸品になります。

私の場合は螺鈿細工のように細かい貝で模様を描いているわけではなく、貝に独自のアートを施す手法をとっています。

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―― 「螺鈿アート」を編み出す中で、一番苦労した部分は?

苦労したのは、この貝にアートをする方法を確立することでした。紙のようにインキや塗料が染み込んではくれませんし、貝の特性上、表現したい色味と全く違う結果になることもあります。

ですので、今でも新しいデザインは何回も試作を繰り返して作っていきます。天然素材ゆえの扱いにくさもあるところも制作で苦労する部分のひとつです。

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――  「螺鈿アート」の作品を制作する上で、こだわりや大切にしていることはありますか?

私が制作する上で大切にしていることは、螺鈿アートで螺鈿の魅力を広め、「螺鈿細工」という伝統工芸の価値を知っていただくことです。

こだわっていることは若者からご年配の方まで、ファッショナブルに身近で使っていただけるようなアイテムやデザインを常に意識しています。

―― ありがとうございました。

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螺鈿がもっと身近なアイテムになってほしいという思いから、編み出した手法だったんですね!

上本さんの作品が気になる方は、ぜひTwitterアカウント(@print_creator)をチェックしてみては。

※この記事の画像は天然貝のキラキラ螺鈿アート雑貨のPrint creativeさんの許可を得て掲載しています。

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Text by 羽田 早菜

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