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【イギリス発】自閉症児の学習支援に人型ロボットを導入 人間の教師よりもロボットと一緒のほうが学習効果が上がることが判明

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英国バーミンガムの公立小学校Topcliffe Primary Schoolがバーミンガム大学の協力のもと、自閉症児教育のひとつの試みとして教室にロボットを導入し、効果を上げている。

この3月から“クラスメート”に加わったのは、小さな人型ロボット、マックスとベンだ。ふたりがマイケル・ジャクソンの『スリラー』でダンスを踊ったり、太極拳をしたり、ゲームをしたりしたところ、自閉症の子どもたちは興味津々。ロボットが一緒にいるときのほうが人間の教師だけの場合より学習に集中し、積極的にかかわろう、まねをしようとすることがわかった。また、普段は無口な子どもたちが、ロボットのことを話したくてたまらず、自分の殻から出るきっかけにもなっているという。

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校長のIan Lowe氏によれば、その理由はロボットに表情がないから。自閉症の子どもは感情を表に出さないロボットに安心感を覚え、これは自分にとって脅威にはならない存在、かかわりやすい存在と見なすのだそうだ。コンピューターもしかり。

テクノロジーが自閉症の子どもたちの社会的交流、コミュニケーション能力を促進する助けとなり得ることが分かったため、今後は学校だけでなく家庭にも学習支援ツールとしてロボットを活用できるかどうか見極めることになるだろうと、Lowe校長は述べている。

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Text by 近藤辰也

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