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ニューヨークに会員制“手料理のおすそ分けデリバリーサービス”が登場

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無数のレストランやテイクアウトの店が存在するニューヨークだが、手頃な価格でおいしい“家庭料理”を食べようと思うとなかなか難しい。忙しい日々を送っていると、料理好きな人でも毎日食卓に何品も用意するのは大変だし、作っても食べきれずに無駄にしてしまうこともある。そこで、昔ながらの“おすそ分け”とデリバリーサービスをウェブで融合させた、フード・ソーシャルネットワークとも言えるような会員制サービス〈Mealku〉が登場した。

会員になると、自分が作った料理を会員に提供したり、他の会員が作った料理をデリバリーしたりしてもらえるのだ。料理を提供する場合は、会員専用の掲示板に料理名や食材、調理法、仕上がり予定時間などを登録する。料理をデリバリーしてもらいたい場合は、食材などでその日に登録されている料理を検索して、好みのものがあればオーダーし、デリバリーの希望時間を登録する。あとはMealkuのデリバリースタッフが料理をピックアップし、オーダーした会員に届けてくれる、というシステムだ。一度利用して気に入った料理があれば、制作者に「また作って」とリクエストすることもできる。

会費は月10ドル(約930円)で、これはデリバリーや専用保温パックの費用にあてられ、料理の提供やオーダーは「Ku」と呼ばれるポイントでやり取りされる。料理やレシピを提供すればポイントが稼げ、オーダーをする場合はポイントを使う。忙しくてなかなか料理が作れず、オーダーするばかりという場合は、会費とは別にお金を払って「Ku」を買うことも可能。ポイント数に応じてキャッシュバックが受けられるシステムもあるそうだ。

会員になる場合は、Mealkuスタッフの家庭訪問があり、キッチンや調理時の衛生状態がチェックされ、食材の調達先などに関する質問を受ける。発足から半年強で、会員数は約1500人、食物アレルギーを持つ人たちにも好評のようだ。オンラインでのやりとりは匿名だが、オフラインでの持ち寄りパーティや料理の講習会なども頻繁に行われ、男女を問わず料理好きな人たちの交流の場になっている。現在はニューヨーク以外にサウスカロライナとカリフォルニアでもサービスを提供しているとのこと。

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Text by 近藤辰也

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