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プロに聞く!五月病への5つの対策「小さな成功を記録する」「ポジティブな言葉を使う」

イメージ/Fotolia

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ゴールデンウィークも終わりなんとなくやる気がでない、気分が落ち込む…もしかしたら「五月病」かも?

以前、「満員電車のイライラを解消する方法」でイライラ対処法を教えてくれた一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会の本部講師小尻美奈さんに、同協会流の五月病を和らげるコツについて取材しました。

有酸素運動で心と体をリラックス

有酸素運動は、緊張した心と体をリラックスさせる働きがあります。

新しい環境に適応させようと気を張り詰めていた時期がひと段落つく頃、「何となく体がだるい」「頭痛、肩凝りがある」等、体の不調や疲れを感じることもあるでしょう。そのようなときはストレッチ、ヨガ、ウォーキング、水泳などの有酸素運動を取り入れてみてください。

心と体は密接に繋がっていますので、筋肉の緊張をほぐすことで張り詰めていた気持ちも緩めてくれます。

ヒーリングミュージックを聴きながらのウォーキングや、アロマを焚いた空間でストレッチをするなど、五感に働きかけるのもおすすめです。

サクセスログで自信をつける

五月病の時は自分ができてないことばかりに目が向き、落ち込んだり、イライラしたり…。そんな時には「サクセスログ」をつけて、自分で「自己肯定感」をあげましょう。

サクセスログは、自分ができたこと、うまくいったことを記録していく方法です。

例えば「通勤時間に本が一冊読めた。」「苦手な上司に自分から話しかけることができた。」「提出期限の前日までに企画書を提出できた」など、どんなに小さいことや些細なことで構わないので、成功体験を記録します。自分のことを責めがちだった人も「実は毎日こんなに多くのことができている」ということに気がつき、自信につながります。

五月病は一過性のもの。自分自身で心に栄養を補ってあげてください。

気分転換メニューを用意する

自分の好きなことやリラックスできること、心地よいと感じることなど、気分転換メニューをたくさん用意しておきましょう。

例えば、お気に入りの音楽を聴く、録画していた大好きなお笑い番組を観るなど「すぐにできる気分転換メニュー」から、お気に入りの喫茶店に入る、景色のきれいな場所までドライブ、温泉へ行く、など「時間がある時にできる気分転換メニュー」まで、いくつか用意しておきます。

自分が好きなことや心地よいと感じる気分転換メニューに意識的に取り組むことで、ストレスやイライラを和らげることができます。

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ポジティブセルフトークで自分を元気づける

ポジティブセルフトークは、イライラした時に自分の言葉で自分の気持ちを高揚させる方法ですが、気分が沈みがちなときにもおすすめです。

「言霊」と言われるように、言葉には強い力が秘められています。

「なんて自分はダメなんだ…」と自分を責めるような言葉や「あの同僚さえいなければいいのに!」と誰かを責めるような言葉ではなく、「成長できるチャンス!」や「私ならできる!」など、ポジティブで前向きなメッセージを自分に言い聞かせることで、気持ちを上げて自分を元気づけましょう。

チャンスと捉えてみよう

人事異動で希望していない部署に配属された、新しい部署に苦手だと思う上司がいるなど、新たな職場環境にストレスを感じている方は少なくないでしょう。

あなたのストレスとなっている原因は、新たな職場環境や人間関係がキッカケになっているかもしれませんが、本当のところは自分の中にある「考え方」が大きく影響しています。

同じ職場環境でもストレスに感じる人とそうでない人がいるということは、新たな職場環境をどう捉え、どう解釈しているか、その人の「考え方」によるところが大きいからです。

私たちが感じる怒り、不安、不快、不満…などの感情は、全て私たちの「考え方」つまり出来事に対する「意味づけ」によって生み出されています。「新たなスキルを築けるチャンス」「人的ネットワークを構築できるチャンス」として捉えてみると、ストレスに感じていた新たな職場環境は、言い換えれば自分自身を成長させてくれる土壌でもあります。

「これをチャンスと捉えたら?」と自問自答し、成長した自分の未来を描いて五月病を乗り越えましょう。

今回紹介していただいたコツは、穏やかな毎日を過ごす為にも日頃から心がけておきたいですね。

連休明けは誰しも気分が落ち込みやすいもの。考えすぎずに、前向きに乗り越えていきましょう!

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Text by 後藤みき

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