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ちょうどいいって何?机を例題に考える絵本「つくえはつくえ」が面白そう

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

あなたがいつもオフィスで使っている机は狭いですか?広いですか?

偕成社から、五味太郎氏の新作「つくえはつくえ」が2018年5月21日に刊行されました。

この絵本は「机は、たいていひとりで使うもの」という机の概念を覆します。

【作・絵】五味太郎「つくえはつくえ」/株式会社偕成社

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

「なんだかつくえがせまいきがする」

机が狭いと感じた男の子に、お父さんが新しく広い机を作ってあげるところから物語が始まります。

【作・絵】五味太郎「つくえはつくえ」/株式会社偕成社

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

お父さんがつくってくれた机に「やった!ひろいつくえだ!」と男の子は喜びますが、今度は「ひろすぎ…」と感じてしまいます。

確かに、広いですね。

【作・絵】五味太郎「つくえはつくえ」/株式会社偕成社

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

すると、たくさんの人が遊びにきて、男の子も机の上に登って遊びはじめます。

つくえはつくえカバ

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

どんどん人が増えてきて、もはやここは机の上なのか分からない状態に…。

【作・絵】五味太郎「つくえはつくえ」/株式会社偕成社

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

最終的にはこんなにぎゅうぎゅうになってしまいました。

さっきまでは広すぎる机でしたが、ここまでくると狭すぎる机です。

【作・絵】五味太郎「つくえはつくえ」/株式会社偕成社

五味太郎「つくえはつくえ」/偕成社

ひとりで使うのには広すぎた机は、たくさんの人がやってきて狭くなる。

この机は狭いのか? 広いのか? そもそも、ちょうどいい机とはどのようなものか。

「こんなこともアリじゃない? だってつくえはつくえでしょ?」

世の中には常にふたつの側面から見た「ちょうどよさ」というものがあるのかもしれない、そんなことを考えさせられる作品です。

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Text by 後藤みき

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