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寝たきりの人が「分身ロボット」を遠隔操作して働けるカフェが赤坂にオープンへ

出典:株式会社オリィ研究所プレスリリース

出典:株式会社オリィ研究所プレスリリース

株式会社オリィ研究所は、難病などさまざまな事情で外出困難な人がロボットを遠隔操作して働く実験カフェ「DAWN ver.β」を、東京・赤坂の日本財団ビルに期間限定でオープンします。

期間は11月26日(月)~30日(金)、12月3日(月)~7日(金)の計10日間です。

案内や接客ができる分身ロボット

分身ロボット「OriHime」は、同社が育児や介護、身体障害など、会社に身体を運ぶことが困難な人の社会参加を目的に開発。これまで簡単なジェスチャーなどでオフィスの仲間とコミュニケーションをとることはできましたが、移動はできず、業務内容に制限があったそうです。

新たに開発された「OriHime -D」は、これまでのテレワークでは困難だった案内や接客、身体を動かしてのテレワークを可能にした全長約120センチの新型の分身ロボットです。

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出典:株式会社オリィ研究所プレスリリース

同社が日本財団、一般社団法人分身ロボットコミュニケーション協会(ARCA)との共同でオープンする実験カフェでは、10数名のリモートワーカーが3~5台の分身ロボットを入れ替わりで操作して接客します。

分身ロボットにはカメラとマイクとスピーカーを内蔵しており、会話をすることも可能。難病などで発話が困難な従業員には接客時用の発話パネルを用意し、それを指や視線などで入力する事で合成音声での案内を行う予定だそうです。

内装には人気SFアニメを採用

実験カフェの実施に伴い大学、企業とのコラボレーションを募集したところ、すでに国内大手を含む企業数社が協力を表明したそうです。

内装には、アンドロイドと人間模様を描いた人気SFアニメ「イヴの時間」とのコラボレーションが決定しています。

SFアニメ作品で描かれた世界のように、現実とロボット技術の融合で、遠隔で働く人、来店する客、見学に訪れた人に、これまでになかった未来を感じさせることを目標にしています。

イブの時間

出典:株式会社オリィ研究所プレスリリース

同社は今後、実験カフェで得られたデータを基に今後の課題や改善点を検証し、2020年には全国の寝たきりの人でも働ける常設店を目指すとしています。目標に向け、10月4日からクラウドファンディングサイト・makuakeで支援者を募っています。

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Text by 後藤みき

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