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長方形の卓球台、パラ選手にはどう見える?感覚を具現化した「変形する卓球台」が公開中

出典:一般社団法人 日本肢体不自由者卓球協会プレスリリース

出典:一般社団法人 日本肢体不自由者卓球協会プレスリリース

日本肢体不自由者卓球協会は、変形する卓球台のデザインをパラ卓球公式ホームページで公開しています。

パラ選手から見える卓球台

卓球台といえば長方形ですが、パラ卓球の選手がプレーした時、障がいによっては違った大きさに感じといいます。

公式HPでは、障害を抱える選手たちが、卓球台が自身にはどのように見えるかを具現化しています。

2016年の夏季パラリンピック・リオ大会代表の岩渕幸洋選手は、両足首に障がいがあり、左足に踏ん張りがきかないといいます。そのため、岩渕選手の卓球台は左サイドのカドが遠くなっています。

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出典:一般社団法人 日本肢体不自由者卓球協会プレスリリース

2016年にナショナルチーム選手となった茶田ゆきみ選手は、車イスで卓球をプレーします。

前後左右の動きが限られる車イスでプレーする卓球台はとても遠く感じ、ネット際のボールはどんなに手を伸ばしても届かないそうです。そんな茶田選手の卓球台は、とても奥行きがあるものになっています。

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出典:一般社団法人 日本肢体不自由者卓球協会プレスリリース

2020年東京パラリンピック金メダルを目標に練習を積む八木克勝選手は、先天性両橈骨欠損症という障害を持っており、手が短く曲がっていて、手首が動かないそうです。

手を伸ばすという手段を持たない八木選手は、手前や左右のボールが届かないため、卓球台は下が大きく丸になっています。

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出典:一般社団法人 日本肢体不自由者卓球協会プレスリリース

「もう一つの卓球」を目指す

パラ卓球はパラスポーツの中でも稀で、さまざまな障がいを持つ選手が混在し同じ台で競い合い、障がいを想像力でカバーするそうです。

そんな個性あふれる「もう一つの卓球」の周知を目指して実施されたこの取り組みは、各選手が日頃から障がいを克服するために努力していることや、存在するパラ卓球の面白さを伝えています。

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Text by 後藤みき

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