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【取材】名物メニューの衝撃的秘話。喫茶デンの店主に聞いてきた

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東京都台東区、JR鶯谷駅から徒歩5分ほどにある老舗喫茶「DEN(デン)」。

デカ盛りの名物メニューである、「グラパン」と「クリームソーダ」の衝撃的な誕生秘話を店主に聞いてきました。

当初はごく一般的な喫茶店だった

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昭和46年にうぐいす通りの商店街の中に誕生した「DEN(デン)」。

現在は2代目の店主が経営する、創業から46年目を迎えた老舗喫茶です。

創業当時はごく一般的なコーヒーなどの飲み物メニューをメインとした喫茶店でしたが、今やインパクトのあるフードメニューがメインともいえる飲食店へと変化しています。

今では10代から80代過ぎまでのお客さんが訪れる、幅広い年代に愛される喫茶店。休日のお昼時には行列ができるほど人気のお店です。

とにかく大きい名物メニュー

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画像左から、コーンが上に被せられた「クリームソーダ」、創業当時から自家製で作っている「こだわりプリン」、お店の顔でもある名物の「グラパン」の3つのメニューをご紹介。

どれも見た目のインパクトがすごいですよね。

アルバイトの賄いから生まれた「グラパン」

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訪れた人のほとんどが注文するという人気の「グラパン」は、食パン一斤を丸ごと使い、中にグラタンが入ったボリューミーなメニューです。

エビとハムとベーコンのMIX

グラパンは「エビ」、「ハム」、「エビとハムとベーコンのMIX」、土日・祝日限定の「牛スジシチューのデミグラスグラパン」の4種類。

店主のおすすめ「エビとハムとベーコンのMIX」を注文しました。

—–食べ方のコツはありますか?

もう自由に食べちゃってください!

ただパンを一気にちぎっちゃうと中のグラタンが溢れちゃうので上から食べていくときれいに食べられますよ。

—–「グラパン」の作り方を教えてください

痛めた玉ねぎに小麦粉を合わせた自家製ホワイトソースからグラタンを作り、誕生当時から使っているガスコンロで焼いています。

一斤を焼くのにはガスが一番よくて、このガスコンロじゃなきゃ美味しく焼けないんです。

—–使っている食パンの種類はなんですか

実はこの食パン、「山崎のロイヤルブレッド」なんですよ。

いろんな種類の食パンを試してみたんですよ、極潤とか超熟とか。でも柔らかすぎるとグラタンの水分を吸い込みすぎちゃってだめだったんですよ。焼いたときの熱の伝わり加減とかも比べて試行錯誤しました。その結果、最終的に辿り着いたのがロイヤルブレッドでした。

—–「グラパン」を商品化したきっかけは?

賄いから出来たメニューなんですよ~。

アルバイトの人に賄いに「グラタン食べたい」って言われてグラタンを作ったんですけど、なんせ当時はほとんど飲み物しか販売していなかったからちょうどいいお皿が無くて、お皿の代わりにパンに入れたんですよ。そしたらそれを見たお客さんに「食べたい!」って言われて出してみたら大好評でそこから商品化しました。

パンをグラタンのお皿にしちゃうなんて驚きの発想ですよね。

よくよく考えるとすべて小麦のメニュー。かなりなボリューミーなので、2~3人でシェアしてもいいですね!

配達から生まれた「クリームソーダ」

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まるで逆さまにしたソフトクリームをメロンソーダの中に入れたかのようなのっぽすぎる「クリームソーダ」。

最近は「グラパン」と「クリームソーダ」をセットで注文して、フォトジェニックな写真を撮るお客さんが多いとのこと。

—–食べ方のコツはありますか?

ソフトクリームが好きな人はコーンにアイスを入れて食べてもいいですし、ストローを刺して一般的なクリームソーダの食べ方をしてもいいですよ。

コーンに全く手を付けずに残す人もいますよ。

—–「クリームソーダ」を商品化したきっかけは?

近所のお客さんからクリームソーダの注文があって配達を頼まれた時に、アイスがむき出しの状態で運ぶのはほこりをかぶっちゃうし……って思ってコーンを上に被せて運んだんです。気づいたらお店で出すときにもその状態で出すようになってました(笑)

よく「ソフトクリームを逆さまにしたやつください」と注文されるんですけど、逆さまにしたわけじゃないんですよね~蓋をしただけなんです(笑)

近所への配達時に思いつきで行った行動が、まさか今トレンドの「フォトジェニック」なメニューになるなんてびっくりですよね。

1日12食限定の「自家製プリン」

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1日12食限定の「自家製プリン」も人気で毎日ほとんど売り切れるとのこと。

創業当時から手作りしている「自家製プリン」は、昔ながらの固めのもの。

たっぷりのソフトクリームに囲まれたプリンは食べ応えも満点。

—–「自家製プリン」を商品化したきっかけは?

おじいちゃんの得意分野だったんです。創業当時から軽食として手作りプリンを販売していました。

いくら頑張って作っても、おじいちゃんのこのプリンには勝てません……(笑)

アイスがたっぷりで甘いもの好きにはぜひ食べていただきたいメニュー。

一気にたくさんのメニューを注文するとアイスが溶けて大変なことになるので、一つずつテーブルに持ってきてもらうことをおすすめします。

レトロな店内で食べるからこそいい

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店内のレトロなふわふわソファーと、落ち着いた気分になれるBGM、オレンジの光の空間の中で食べるからこそ、より一層美味しく感じるはず。

店内に入った時から出るまでわくわくが止まらない空間でした。

鶯谷を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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