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認可保育園への「入園予約制」導入に賛否両論の声!効果と課題は?

fotolia

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厚労省が保育施設の「入園予約制」を導入する方針を固めたと報じられ、注目が集まっている。

「予約制」導入を促進へ

朝日新聞は24日、厚労省が認可保育園などの「入園予約制」の導入を促す方針を決めたと報じた。

自治体の予約制導入を支援するための必要経費を2017年度予算の概算要求に盛り込むという。

「入園予約制」とは?

「入園予約制」とは、産休・育休を取得する保護者が復帰月からの入園をあらかじめ申込みできる制度。

子どもが1歳になるまで育休を取得したいと考える保護者は多いが、待機児童の多い地域では1歳児の枠は0歳児からの進級でほとんど埋まってしまい、年度途中での入園は困難。

そのため、子どもが1歳になる前に育休を切り上げて0歳児枠で入園させるケースが多くなっている。

あらかじめ予約枠を確保して子どもが1歳になった時点で入園できるようにすることで、育児休暇を取りやすくする狙いだ。

すでに品川区名古屋市など複数の自治体が予約制を導入している。

ネット上の反響はさまざま

入園予約制の導入を促進するという厚労相の方針を受けて、ネット上には反響が続々。

「ありがたい」という声がある一方で、「そもそもの定員が増えないと根本的な解決にはならない」「育休とれない人がほとんど」「産んでから働きたい人には最悪」といった感想もよせられていた。

「逆転現象」など課題も

保育園への入園予約導入で、どのような効果が期待できるのだろうか?

既に「予約制」を導入している自治体からは、次のような効果と課題が報告されている。

<効果>

  • スムーズに職場復帰できる
  • 早くから入所が決まることで、安心して子育てを楽しめる
  • 内定保育所の行事参加などを通して、安心して地域で子育てできる

<課題>

  • 育休が取得できない人や自営業者などの4月入所枠への影響
  • 予約者よりも優先順位の高い児童が待機児童となってしまう「逆転減少」

「予約枠の維持と予約じゃない枠の両立」が課題とされている。

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