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流氷の天使「クリオネ」に新種!ダルマのような姿に衝撃が広がる

「蘭越町貝の館」発表

「蘭越町貝の館」発表

約100年ぶりに新種の「クリオネ」が見つかった。

クリオネ オホーテンシス

蘭越町貝の館と北海道立オホーツク流氷科学センターが約100年ぶりに新種の『クリオネ』の仲間を発見。

「蘭越町貝の館」発表

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採取場所のオホーツク海にちなんで「クリオネ オホーテンシス」という名前に。また、ダルマのような形をしていることから「ダルマハダカカメガイ」という和名が付けられた。

「海の天使」を意味する貝の仲間

クリオネは貝殻を持たない貝の仲間。

「蘭越町貝の館」発表

蘭越町貝の館」発表

「クリオネ」という名前はギリシャ神話の「海の天使」を意味し、その可愛らしい姿から日本でもかつて「流氷の天使」と呼ばれ一大ブームを巻き起こした。

DNA解析で判明

新種と確認されたクリオネは10年以上前から存在が確認されていたが、クリオネとは別の生物と考えられていたという。

今回、研究でDNAを解析して比較したところ新種だと証明。捕食時に餌から出る化学物質に反応して体を伸ばして粘液を出す「探索行動」がクリオネの仲間で初めて観察された。

「蘭越町貝の館」発表

蘭越町貝の館」発表

また、1年以上にわたる飼育実験から幼いころの形を残したまま性成熟し繁殖できるようになる「幼形成熟」することが判明。

さらに北太平洋と北大西洋のクリオネについて、遺伝子の違いから種レベルで区別できることも分かったという。

ネット上には「クリオネなのに可愛くない」という声

新種のクリオネが確認されたことを受けて、ネット上には反響が続々。

新種のクリオネが見つかった驚きよりも、「メタボ?」「もう海の天使には見えない」など、流氷の天使なのに可愛くないという感想がたくさん投稿されていた。

クリオネは実は獰猛?

「クリオネなのに可愛くない」という声が多いが、実はよく知られている可愛いほうのクリオネも食事時には豹変する。

触角と触角の間から「バッカルコーン」と呼ばれる6本の触角を出してエサを抱え込み、ゆっくりと捕食するのだ。

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Text by 長澤まき

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