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幻想的…峠から巨大な朝霧が流れ落ちる「風伝おろし」が美しい

fotolia

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熊野古道伊勢路にある「風伝峠」のふもとで21日、巨大な朝霧が滝のように流れこむ「風伝おろし」が見られた。

巨大な朝霧が流れ込む「風伝おろし」

三重県の南部、紀伊半島の南東部にある御浜町尾呂志では初秋から春にかけての早朝、熊野古道の峠からふもとに巨大な朝霧が山を包み込むように流れ込む「風伝おろし」という現象が発生する。

山の向こうにある紀和町の盆地に発生した霧が、御浜町との境にある熊野古道伊勢路の「風伝峠」を超えて、海側の温かい地区に流れ込んでくる現象だ。

盆地にたまった霧が流れ落ちる

「風伝おろし」は、雨で湿った盆地内の空気が気温低下で霧になったり、夜間の放射冷却で山肌の空気が冷やされて発生した霧が峠を越えて流れ込むことで起こる。

雨の後や朝晩の気温の寒暖差が激しい時、海側と山側の気温差が大きな季節の早朝などによく見られるとか。

最も綺麗なのは晩秋~冬にかけてのシーズンだという。

ネット上で「幻想的」「見てみたい」と注目

巨大な朝霧が山を包み込むようにゆったりと流れ落ちてくる様子に、ネット上には「幻想的でステキ」「凄いな…」「見てみたい」といった声が。

ちなみに、風伝おろしが見られる御浜町尾呂志地区の名前は「風伝おろし」の「おろし」が転じたものと言われているという。

「雲海」や「天空の城」も絶景

三重県南部では他にも、霧や雲が作り出す幻想的な風景を見ることができる。

熊野市では早朝などに雲海が発生。

日本の棚田100選に選ばれた「丸山千枚田」と朝霧の美しいコラボや。

豊臣秀長の家臣、藤堂高虎が築城した赤木城跡が雲海に包まれる姿も。

朝もやに浮かぶ赤木城は兵庫県の竹田城などと共に「天空の城」と呼ばれている。

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Text by 長澤まき

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