シェア

年賀状を書く人必見!句読点は不要、上司に「賀正」はダメ…年賀状のマナーをまとめてみた

fotolia

fotolia

年の瀬を迎えて、あまり知られていない「年賀状のマナー」が話題となっています。

「年賀状マナー」が話題に

今年も残すところあとわずか。年賀状や大掃除、帰省準備など、慌ただしい日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか?

そんな中、「年賀状」に関するマナーに注目が集まっています。

年賀状、2016年は32億167.2万枚

年賀状とは、お世話になった人や友人、親せきなどに心をこめて送る新年の挨拶状。

メールやインターネットの普及などで年賀状を出す人は減少傾向にありますが、それでも2016年用として32億167.2万枚の年賀状が発行されました。

友達だけでなく、上司や取引先にも送る年賀状。どのようなルールがあるのでしょうか?

「薄墨」は使わない

年賀状を書く際には、筆記用具にも気を付けないといけません。毛筆で書く場合、薄い色の墨を使うのはNG。

薄墨は葬儀の案内状や礼状で使うものなので、新年の挨拶には向いていないのです。

目上の人に「賀正」「迎春」は失礼

大きな字で「賀」や「賀正」「迎春」といった賀詞が書かれた年賀状をよく見ますが、1~2文字の賀詞は目上の方への敬意に欠けます。

上司など目上の人には「謹賀新年」「恭賀新年」など4文字以上の賀詞を選ぶのが良いそうです。

「新年明けまして~」は×

「新年あけましておめでとうございます」という文もよく使われていますが、「新年」と「明けまして」は重複表現。

「謹賀新年」「明けましておめでとうございます」など、どちらか一方を書くのが正しい書き方です。

また、「元旦」は1月1日の朝、「元日」は1月1日を意味するので、「1月元旦」「正月元日」とは書きません。

使ってはいけない言葉が…

さらに、新年を祝う年賀状には使ってはいけない言葉「忌み語」があります。

「去年は大変お世話になりました」に使われている「去」には「別れる」「離れる」という意味があるので、「昨年」「旧年中」と書くのが適切です。

他にも「失」「枯」「暗」「絶」「病」「倒」「衰」といった言葉は使わないほうが良いでしょう。

句読点は使わない?

他にも、年賀状には「。」や「、」などの句読点は使わないという習慣があります。

日本ではもともと文章に句読点を打つ習慣がなく、現在でも改まった文面では句読点は使われていません。新年の挨拶に「区切り」を意味する句読点を付けるのは失礼だという考えもあります。

しかし、現在は「読みやすさ」を優先して句読点が年賀状に使われることが多く、郵便局の文例集にも「読みやすさを優先して、句読点や改行を入れましょう」と書かれています。

喪中の年賀状はマナー違反ではない

次は「喪中」に関するルール。

喪中の人にうっかり年賀状を送ってしまって、後で「しまった!」と後悔した経験があるという人もいるでしょうが、喪中の人に年賀状を送ること自体はマナー違反ではありません。

年賀状を出してご遺族を励ます意味合いもあります。

ただ、親族が亡くなった人に新年を喜ぶ挨拶状を送るのがためらわれるという人もいるでしょうから、年賀状ではなく「年始状」や「喪中見舞い」を出しても良いでしょう。

同様に、喪中に年賀状を受け取ることもマナー違反には当たりません。

ネット上に「知らなかった」という声が続々

あらためて調べると、年賀状にはさまざまなルールがありました。ネット上には「知らなかった」「もう出してしまった」という声が続々。

ちなみに、書き間違えた年賀状に修正液などを使うのは失礼にあたるとされており、文化庁の資料には「新しい葉書で書き直しましょう」と書かれています。

Posted: |Updated:

Text by

    前の記事を見る

    次の記事を見る

    注目の記事

    Ranking