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「部活がブラックすぎて倒れそう」という現場の声も…文部科学省が休養日を取るよう通知

fotolia

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文部科学省が全国の教育委員会に「中学校の部活に適切な休養日」を設定するように求めた。

文部科学大臣「部活動の適正化を」

松野文部科学大臣は6日、記者会見で「部活動の適正化を推進し、指導にかかる教員の負担を大胆に減らしていく」と述べた。

2017年に部活動の総合的な実態調査を実施し、適切な練習時間や休養日を含めた総合的なガイドラインを策定。

また、各都道府県に「休養日の適切な設定」を求める通知を出す他、地域の指導者等が指導や単独での引率を行えるように、部活指導員の省令上の位置づけについてパブリックコメントを開始。

さらに、休日の部活動指導手当について、支給額の引き上げを2017年度予算案に反映しているという。

2割超の学校で「部活の休養日無し」

文部科学省が部活の適正化に乗り出すのは、教員の長時間労働を改善して負担を軽減させるためだ。

スポーツ庁の実態調査によると、約22%の中学校が部活の休養日を設定しておらず、土日の休養日を設定していない中学校も約26%。

部活にかける時間、OECD平均の3.6倍

部活は教員の大きな負担となっており、「部活がブラックすぎて倒れそう…教師に部活の顧問をする・しないの選択権を下さい!」と訴えて署名活動を行っている現役教員らの団体も存在。

日本の教員が部活の指導にかける時間は週7.7時間と、OECD平均(週2.1時間)の約3.6倍。

文部科学省は教員の長時間労働の改善が課題だとして、部活業務の適正化を含む業務の見直しに取り組んでいる。

ネット上の反響はさまざま

文部科学省が教育委員会に「部活の休養日」を求めたことを受けて、ネット上には反響が続々。

「本気で全国を目指しているような部活はどうする」「さらに部活離れが進むのでは」「上を目指そうと思ったら、必死になってやらなきゃ」「甘い」という指摘もあるが。

「賛成!」「部活の休みのなさは異常。好きな部活も嫌いになるレベル」「休養は必要」「せめて日曜は休養日に設定しても良いのでは」「部活そんなにやらんでいいでしょ」と賛成する声も多い。

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