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AIに仕事を奪われる?ロボット記者が1秒で記事を作成しネット騒然

fotolia

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AIに天気予報の記事を書かせたところ、わずか1秒で完成したという。

わずか1秒で「記事」が完成

西日本新聞は10日、米AI開発企業のロボット記者に記事を作成させてみたと報じた。

あらかじめひな形の文章などを設定した上で、気温や降水確率など約20項目の情報を読み込ませたところ、わずか1秒で次のような文章が完成。

句読点の打ち方に改善の余地がみられたというが、特に違和感のない記事だ。

AP通信や米ヤフーが既に活用

AIが記事を作成する、いわゆる「ロボット記者」は既に複数の報道機関で使われている。

米国の大手通信社「AP通信社」は数年前から企業の決算リポート作成などにロボット記者を利用していたが、昨年7月に野球のマイナーリーグの記事作成にも活用の幅を広げると発表。

米ヤフーや中国の新華社通信等もすでにロボット記者を活用している。

ネット上には「AIに取って代われる」と不安の声

ロボット記者がわずか1秒で天気予報記事を作成したことを受けて、ネット上には反響が続々。

「クオリティ高すぎる」「共同配信とかもコレできないかしら?」「人手が足りなくなる将来に向けて…」など、さまざまな声が。

「今後、どんどん置き換えが進んでいくだろう」「新聞記者戦々恐々」「そのうち多くの人がAIに取って代われるだろう」「あと10年もしたらなくなる仕事だらけな気がする」など、将来への不安を訴える声も複数よせられている。

労働人口の49%がAI・ロボで代用可能に?

AIの発展で、今後世の中はどのように変わっていくのだろうか?

野村総研は2015年、国内601種類の職業がAIやロボットで代替される確率を試算したところ、10~20年後には日本の労働人口の約49%が就いている職業が代替可能との推計結果を発表。

「野村総合研究所」News Release

野村総合研究所」News Release

特別の知識やスキルが求められない職業や、データ分析や秩序的・体系的操作が求められる職業は特にAI等で代替できる可能性が高い傾向にあるという。

政府「AIの著作権」を議論

芸術や哲学など抽象的な概念を扱う職業や他社との協調、他社の理解、説得、交渉やサービス志向性が求められる職業はAI等での代替が難しい傾向があるというが、創作分野においてもAIの開発が進められている。

昨年、ショートショートを創作するAIが星新一賞で1次審査を通過し話題に。

海外でも、17世紀のオランダの画家レンブラントの特徴などを分析したAIがレンブラントそっくりの絵画を描いたり、AIが作曲した音楽などが公開された。

政府は将来、人間の具体的な指示なしにAIが創作物を生み出せるようになる可能性があるとして、AIが生成した物の著作権など新たな知財保護の枠組みについて議論を行っている。

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