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225mの「めっちゃ長いトイレットペーパー」が生まれたのは、阪神大震災での被災体験から

「コープこうべ」newsrelease

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一般的なトイレットペーパーの約4倍、225メートルのトイレットペーパーが登場した。

日本最長クラス、225m!

コープこうべは今月、長さ225メートルのトイレットペーパーを発売した。その名も「めっちゃ長いトイレットペーパー」。

「コープこうべ」news release

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一般的なトイレットペーパー(約55メートル)の約4倍の長さ。

「こーぷこうべ」news release

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一般家庭用としては日本最長クラスだ。

「防災グッズ」にも

225メートルのめっちゃ長いトイレットペーパーが開発されたのは「取り換えの手間が省けるトイレットペーパーが欲しい」「一般家庭のペーパーホルダーでも使える太穴の長いトイレットペーパーを」という要望に応えてのことだとか。

長持ちするので省スペースで、紙芯がないのでゴミや資源の削減になる。

しかし、めっちゃ長いトイレットペーパーのメリットはそれだけではない。コープこうべは「防災グッズとしてもおすすめしたい」と説明してる。

被災者アンケートで「役に立ったもの」6位

神戸は1995年1月に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた。

後にコープこうべが被災者に「震災・避難生活で実際に役立ったものは何だったか?」とアンケートをしたところ、「懐中電灯」や「食料品」などに続き「トイレットペーパー」が6位にランクイン。

「コープこうべ」調べ

「コープこうべ」調べ

「電池」や「カセットコンロ」「薬」などよりも、役に立ったと答えた人が多かった。

コープこうべに詳しく聞いてみた

トイレットペーパーは震災でどのように役に立ったのだろうか?コープこうべに詳しく話を聞いてみた。

――トイレットペーパーは阪神・淡路大震災でどのような場面で役に立ちましたか?

毎日のトイレで役に立ったの1番です。その次に食器などを拭くものとして重宝されました。ティッシュペーパーはもったいないのでトイレットペーパーが活躍したそうです。

――阪神大震災時にトイレットペーパーが不足して問題になったり、困ったことはありましたか?

震災後、食料や衣類よりトイレ不足が問題になりました。当時は災害用グッズを備蓄する習慣がなく、流通もマヒしていたため、トイレットペーパー不足となりました。

――一般的なトイレットペーパーの4倍の長さ(225メートル)のトイレットペーパーを作るにあたって、苦労したことはありますか?

1R180m以上の長巻きスペックで、既存品の「ワンタッチエコロール150m(太穴)」と同等の風合いを得る事に、最も苦労しました。

「ワンタッチエコロール」の風合いに近づけ、より柔らかく・滑らかにする為、原料(上質古紙)の蒸解温度をアップ(炊飯時に高温・短時間で調理するイメージ)。

適切な蒸解温度を設定するまで、何回も試作品を繰り返しました。これにより、紙強度の低下を最低限に抑え、より柔らかな品質を実現することが出来ました。(お米に例えると、噛み応えがあるが、やわらかくふっくらとした炊き上がり)

――「めっちゃ長いトイレットペーパー」に込める思いを教えてください。

「トイレットペーパーの取り換え頻度を軽減したい」という、くらしのお困りごとの声で誕生した芯のない長尺のトイレットペーパーも、今年で35年が経ちました。

35年というこれまでの歴史を受け継いで、この度は商品を改めて見つめ直し、自信をもっておすすめできる商品が完成しました。長尺で取り換えの手間を省き、ストックするのにも省スペース。次世代に渡り長く愛される商品だと自信を持ってオススメしております。

ぜひ225mの長さと肌触りの良さを実感してください!

トイレットペーパーは阪神・淡路大震災後にトイレ用として使う意外に「食器拭き」としても活躍したとか。また、ナプキンの代用にもなるなど、さまざまな活用方法がある。

政府が「1ヶ月分の備蓄」を呼びかけ

国内生産されているトイレットペーパーの4割は静岡県で作られており、万一東海地震や南海トラフ地震などで静岡県が被災した場合、全国的なトイレットペーパー不足になる恐れがある。

経済産業省は災害時に混乱が予想されるとして「トイレットペーパーの備蓄を」と呼びかけ。1ヶ月分程度のトイレットペーパーを備蓄しておいた方がいいという。

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