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0歳の予防接種が13回→10回へ?5種混合ワクチン開発に期待の声

fotolia

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「0歳」で必要な予防接種の注射回数が減る見通しだ。

2020年にも「5種混合ワクチン」が登場か

産経新聞は23日、田辺三菱製薬が「5種混合ワクチン」を開発していると報じた。

現在ある4種混合ワクチン(ジフテリア+百日咳+破傷風+ポリオ)に「Hib(ヒブ)ワクチン」を混ぜた製品。

2020年にも国の承認を得て、使えるようにする方針。5種混合ワクチンの導入で、0歳児での定期接種の回数が13回→10回に減らせるという。

スケジュール管理が少し楽になる上に、早期の免疫獲得や接種漏れの減少、接種率の向上などにも効果が期待される。

0歳、1年で15回以上注射

子どもが生まれた後に、予防接種の多さに驚いたという保護者は多いのではないだろうか?

日本では、国や自治体が接種を強く勧める「定期予防接種」の対象となっているA類疾病が13種類。(内、4種類は4種混合ワクチンで1回で接種可)

特に「0歳」の定期接種は種類が多い上に2~3回の接種が必要なものも。

任意接種を含めると、0歳で打つ注射は15本を超えることもある。

過密スケジュールに心理的な負担も

1度予防接種を受けたら次の接種まで一定の期間を空けないといけないという決まりもあり、スケジュールを立てるのは一苦労。

0歳の内に計画的に接種するために、1回の通院で複数のワクチンを同時に接種しないといけない場合もあるが、赤ちゃんに1日に何本も注射することに抵抗を感じる保護者も。

昨年には、東京都のある小児科が「何回も注射するのはかわいそうだから」と3種類のワクチンを混ぜて接種していたことが発覚し問題となった。

海外には既に「6種混合」ワクチンが

日本では2012年11月から、3種混合ワクチン(ジフテリアと百日咳、破傷風)に不活性ポリオワクチンを混ぜた4種混合ワクチンが定期接種に。

欧米の予防接種は日本より進んでいると言われており、ドイツなどのように、日本の4種混合にHib(ヒブ)とB型肝炎を混ぜた「6種混合ワクチン」をすでに導入している国もある。

ネット上に母親から「助かる」と喜びの声

5種混合ワクチン開発の報道を受け、ネット上には反響が続々。

「いいニュース」「何が負担かって、時間だもんな」「何回も行くのは親も子も大変。助かります!」「早く一般的になりますように」と喜ぶ声がある一方で、「やっと…」「実現はだいぶ先」と海外に比べて遅れている日本のワクチン事情を嘆く声も寄せられている。

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