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「バナナで釘打てます」氷点下32.8℃の“占冠村”に極寒生活について聞いてみた

「しむかっぷ村」HP

「しむかっぷ村」HP

氷点下32.8℃を記録した北海道の「占冠村」に、氷点下30℃を下回る暮らしについていろいろと聞いてみた。

占冠村で氷点下32.8℃を記録

強い寒気が流れ込んだ影響で24日、北海道は強く冷え込んだ。北海道のほぼ中心部に位置する「占冠村(しむかっぷ村)」では氷点下32.8℃を観測。

今シーズンの最低気温を更新した。

熱湯が一瞬で気化、透明人間も!

氷点下32.8℃を観測したことを受けて、占冠村はお湯が水よりも早く凍る「ムペンバ効果」を検証。

カップに熱湯を入れて。

大気中に熱湯をまき散らすと…。

ムペンバ効果で熱湯が気化!

占冠村には濡れたジーンズが凍って透明人間のようになる「フローズンジーンズ」も登場。

また、激しい冷え込みのためにアイスキャンドル用のバケツが割れてしまったという。

占冠村の広報担当者「鼻毛やまつ毛が凍る」「バナナで釘打てる」

氷点下32.8℃とは、どんな世界なのだろうか?占冠村に話を聞いてみた。

—–氷点下30℃以下とは、どんな世界ですか?

よく生活できないのではないかと思われますが、いたって普通です。
外を歩くと、冷気を吸うので呼吸が少し苦しくなったり、肌がピリピリしたり鼻毛やまつ毛が凍ったりします。

—–ネット上に「バナナで釘が打てるんだろうか…」という疑問の声が寄せられていますが、バナナで釘は打てますか?

打てます。

—–氷点下30℃で大変なことや良いことは?

【大変なこと】

古い住宅によっては水道の水を落としても凍結したりします。また車のエンジンがかからない・かかりにくいことがあります。

【良いこと】

しばれるという時は雪が降らないので、雪はねをしなくていいので助かります。

※「しばれる」というのは、北海道の方言で「厳しく冷え込む」「凍りつく」という意味。

—–学校や仕事は休みになりますか?

学校は、昔、氷点下25℃で1時間遅れ、氷点下30℃でお休みという決まりがありました。その後、氷点下30℃で1時間遅れになり、現在はありません。
仕事ではお休みはありません。

—–氷点下30℃という気温について、メッセージをお願いします

自然の中で氷点下30℃はなかなかありません。極寒の地だからこそで、まさに村のキャッチフレーズ「自然体感占冠」です。ぜひ体感しにいらしてください。

占冠村は2001年1月14に氷点下35.8℃を記録。2000年以降の気温で、日本の最低気温の記録を保持している。

極寒期だけ「氷の街」が登場

占冠村には12月末~3月中旬までの極寒期だけ、氷の街「アイスビレッジ」が出現。

「星野リゾートトマム」Press Release

「星野リゾートトマム」Press Release

1枚氷でできた「氷の協会」や、氷のベッドやソファーを備えた「氷のホテル」、氷でできたグラスでカクテルを楽しめる「バー」や「氷の滑り台」など、氷の世界ならでは貴重で幻想的な体験を味わうことができる。

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Text by 長澤まき

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