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2012年以来4年ぶり!原油安で「消費者物価指数」がマイナスに

fotolia

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2016年の「消費者物価指数」が4年ぶりマイナスとなり、戸惑いが広がっている。

「消費者物価指数」が4年ぶりの下落

総務省は27日、消費者物価指数の2016年平均を公表した。

それによると、総合指数は前年比0.1%下落、生鮮食品を除く総合指数は前年比0.3%下落、食料とエネルギーを除く総合指数は前年比0.3%上昇。

「総務省」資料

総務省」資料

年間消費者物価指数が前年を下回るのは、4年ぶりとなる。

消費者物価指数=商品の価格変化

消費者物価指数とは、消費者が日常生活で購入するさまざまな商品の価格変化を総合した物価指数。「日本経済の体温計」とも言われており、デフレ脱却に向けた経済の動きを確認するのにも活用されている。

政府のデフレ脱却に向けた取り組みや景気回復などを受けて、消費者物価指数は2013年春頃から緩やかに上昇。

「総務省」資料

「総務省」資料

生鮮食品を除く総合の消費者物価指数は、2013年から3年連続プラスとなっていた。

「電気・ガス」「自動車関係費」が大幅に減

なぜ、2016年は消費者物価指数がマイナスに転じたのだろうか?

指数を項目別に見ると、前年より下落したのは住居(-0.1%)、光熱・水道(-7.3%)、家具・家事用品-(0.4%)、交通・通信(-2%)。

「総務省」資料

総務省」資料

総務省は消費者物価指数が下がった主な要因として電気代(-7.9%)とガス代(-9.6%)、ガソリン(-12.3%)を上げている。

原油安や円高が消費者物価指数のマイナスに影響したようだ。

ネット上には「あれだけ緩和したのに…」という声

消費者物価指数が4年ぶりマイナスとなったことを受けて、ネット上には「デフレ」「あれだけ緩和して効かなかったのか…」「消費増税の影響がじわりじわり」といった声が。

今後については12月はガソリンの前年同月比がプラスに転じたことや、トランプ大統領就任で円安が進んだことから物価が上昇していくのではないかという見方もある。

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