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保育所でも「国歌・国旗」に親しむように…保育要領の改正案に賛否

fotolia

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保育所の運営指針の改正案で「国歌と国旗に親しむ」と明記する案が公表され、物議を醸している。

改定案に「国旗・国歌に親しむ」明記

厚生労働省は2月15日、「認定こども園の教育や保育要領の改定案」を公表した。改定案の中の「環境」の項目に次のような記載が。

留意事項として次のようにも記されている。

保育所の運営指針に「国歌・国旗」に関する記述が明記されるのは、これが初めて。厚労省は改定案について3月16日までパブリックコメントを募集する。

ネット上では賛否両論

この改正案を受けて、ネット上では反響が続々と寄せられている。

「日本国民としては当たり前のことだと思う」「賛成。いいじゃん別に」「欧米など諸外国では当たり前」と賛同する声もあるが。

一方で「やりすぎ」「保育園は幼稚園と違って教育機関ではなく福祉施設なのに…」「違和感がある」「押しつけがましい」「待機児童の解決もしないで…」といった声も。

賛否両論の意見が投稿されている。

「国歌・国旗」たびたび議論に

国歌・国旗の取り扱いを巡り、日本ではたびたび議論が巻き起こっている。

小、中、高校については学習指導要領で国歌・国旗の指導を定めており、国旗掲揚はほぼ100%、国歌斉唱も99%超の学校で実施されている。

しかし、国立大学には国歌や国旗に関する規定はなく、文部科学省の調査によると、全国の86校のうち2015年3月の卒業式で国旗を掲揚したのは74校、国歌斉唱は14校だったという。

これを受けて2015年、当時の文科大臣が全国の国立大学長らに、国歌・国旗に関して「適切な判断を」と要請し議論を呼んだ。

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