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財政破綻した「夕張市」で市長の給料を引き上げる方針が固まり、注目が集まっている。

月額25万9千円→43万1千円へ

北海道新聞は16日、夕張市が市長の給料を引き上げる方針を固めたと報じた。

現在の夕張市長の給料は月額25万9000円、年収にして約300万円台と全国の市町村で最低。

市の第三者委員会は市長等の給料が「異常ともいえる低い水準だ」と指摘し、市長の給料を月額43万1000円にする条例改正案を、3月の定例市議会に提出する予定だとか。

引き上げ時期は、現市長の任期が終わる2019年度にする考え。合わせて、他の特別職の給料削減幅も緩和する方針だという。

財政破綻で給料が70%減額

夕張市は2006年に財政破綻した。

夕張市長の給料はもともと月額86万2000円だったが、70%の減額措置が行われ月額25万9000円に。

また、議長の報酬も月38万2000円から23万円に、副議長の報酬は月33万2000円から20万円に、議員報酬も月31万1000円から18万円に減額された。

夕張市長の給料は全国最低

月額25万9000円という夕張市長の給料は、全国的に見てどの程度の水準なのだろうか?

総務省の2016年地方公務員給与実態調査によると、指定都市を除く1721市区町村長の給料額は月額25万9000円~125万3000円。

最も低いのは夕張市。最も高いのは東京都港区となっている。

ネット上で物議に

財政破綻から10年、再生を目指す夕張市で市長等の給料が引き上げられる方針となったことを受けて、ネット上には多くの反響がよせられている。

「安すぎ」と驚く声や、「責任ある立場にいる人にはそれなりの対価が支払われなければならない」「引き上げは妥当」という意見が多いが。

一方で「市として破綻してるのに…何考えてるんだ」「赤字の市は、給料少なくて当たり前じゃないの?」「結果を出してからでも良い気がするが…」という声も。

賛否両論の声がよせられ、物議を醸している。

夕張市長「報酬を理解した上で立候補」

夕張市長の鈴木直道氏は、市長等の給料引き上げについてSNSに次のような意見を投稿している。

給料の見直しは、自身の任期が終了した後に検討するという。

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