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デパート冬の時代…「さくら野百貨店仙台店」自己破産に衝撃が広がる

fotolia

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「さくら野百貨店 仙台店」運営会社が破産を発表し、衝撃が広がっている。

仙台駅前の「さくら野百貨店」が破産

JR仙台駅前にあるデパート「さくら野百貨店 仙台店」を運営するエマルシェは27日、破産手続きの開始が決まったと発表した。

昨日付で営業を停止し、27日に仙台地方裁判所に破産手続き開始を申請し決定。

ドコモショップやH&M、ブックオフなど一部賃貸借店舗については各店舗が経営主体となっているので、当面営業を継続する見通し。

青森県や岩手県にあるさくら野百貨店は別会社が運営しているため、破産の影響は受けないという。

「百貨店の不況」と「競争激化」が原因

エマルシェは破産することになった理由を次のように説明。

「苦渋の選択となりました」と述べた。

ネット上には「駅前どうなるの?」という声

仙台駅前の「さくら野百貨店 仙台店」運営会社が破産したことはネット上などで注目を集めており、反響が続々。

他にも「嘘だろ!急すぎ」「仙台駅前といえば“さくら野”でしたが…」「一等地だけどあかんかったか…」と驚く声や、「ここ最近閑散としていた」「やっぱりダメだったか」という声など多くの反響が投稿されている。

百貨店が冬の時代に

近年、消費低迷やネット通販の拡大、郊外型ショッピングセンターとの競合など、さまざまな要因で百貨店が冬の時代を迎えている。

2016年6月には岩手県の「マルカン百貨店」が建物の老朽化などを理由に閉店。千葉市の百貨店「三越千葉店」も今年の3月20日での営業終了を発表している。

日本百貨店協会によると2017年1月の売上高は前年同月比1.2%減の約5209億円。11ヶ月連続でのマイナスだ。

「プレミアムフライデー」や「イベント」で集客

厳しい冬の時代を乗り切ろうと、それぞれの百貨店はあの手この手で集客に力を入れている。

松坂屋上野店が今月24日に「足湯イベント」を初開催するなど、多くの百貨店が「プレミアムフライデーを百貨店で過ごそう」と呼びかけ。

「大丸松坂屋百貨店」プレスリリース

「大丸松坂屋百貨店」プレスリリース

「チャリティダンスフェスティバル」や「子育てヨガ」など、さまざまなイベントで集客する百貨店も。

「阪急阪神百貨店」プレスリリース

阪急阪神百貨店」プレスリリース

栃木県栃木市では商業施設跡地に百貨店と市役所が同居。相乗効果で人を呼び込む狙いだ。

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