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もやし業界を助けて…生産者数8年で230社→130社以下に、団体が窮状を訴える

fotolia

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もやし業界が窮状を訴えている。

もやし生産者らが「限界を超えている」と訴え

もやし生産らからなる「工業組合もやし生産者協会」が「もやし生産者の窮状にご理解を」と訴えている。

「適正価格でのお取引を心よりお願い申し上げます」と呼びかけている。

生産コスト高騰の一方で、販売価格は低下

今月9日付の文書「もやし生産者の窮状について」によると、もやしの原料となる緑豆の価格は2005年の約3倍、最低賃金は2005年比で約20%上昇と生産コストが高騰の一途。

一方で、小売価格は2005年より約10%下落しており、現在の「もやし」は約40年前よりも安い値段で売られている。

生産者の廃業が続き、230社→130社に

このような状況を受けて「もやし生産者」は減り続けており、2009年には全国に230社以上あった生産者が、現在は130社以下に。

このままでは日本の食卓から「もやし」が消えてしまうかもしれない非常に深刻な状況にあると説明し、「適正価格での取引」を訴え。

日本農業新聞によると同協会の理事長は小売業者に「度を超えた値下げ競争をやめ、せめて1袋40円で売って欲しい」とお願いしているという。

ネット上に、もやし協会を応援する声が続々

もやし生産者らの訴えを受けて、ネット上には反響が続々と寄せられている。

中には「高くなったら困る」という声もあるが、「確かに度を超えて安い」「50円でもいいよ」など適正価格での販売に理解を示す声が多い。

「卵」も同様

安すぎる販売価格に苦しんでいるのは「もやし」だけではない。

卵の生産者らが加入する「日本鶏卵生産者協会」も、2013年に「卵の未来を、助けてください」と訴える意見広告を新聞に掲載した。

飼料代などの生産コストが高騰し続けているにも関わらず、卸売価格が60年前よりも安い現状に、多くの生産者から「もう限界だ」という悲鳴が上がっているという。

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