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荷物を1回で受け取るのは厳しい?政府の「再配達防止キャンペーン」が物議に

「COOL CHOICE ウェブサイト」

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政府の「再配達防止」呼びかけが物議を醸している。

「再配達」が社会問題に

宅配便の「再配達」が社会問題になっている。

国土交通省の試算によると、宅配便配達の走行距離のうち25%が「再配達」。

その影響を算出したところ、発生するCO2排出量は山手線内側の面積2.5倍のスギ林が年間で吸収するCO2量に相当する約42万トン。

また、年間約1.8億時間、約9万人の労働力に相当する時間が不在配達に費やされるなど、大きな社会損失が発生しているという。

環境省が「再配達防止キャンペーン」を開催

この状況を受けて国や企業は「再配達削減」に向けた取り組みを実施。

「宅配ボックス」や「宅配ロッカー」の設置、LINEの活用、初回で受け取った消費者へのポイント付与など、さまざまな対策を進めている。

先月29日には環境省の「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン」も始まった。

萌えキャラ動画で「再配達防止」を啓発

キャンペーンでは、再配達防止に向けて「受け取り時間の指定」「受け取り場所の指定」という2つのアクションを呼びかけ。

また、COOL CHOICEイメージキャラクター「君野イマ」と「君野ミライ」による啓発動画を公開。

「ミライ」が不在票をためこんだ「イマ」に再配達による社会損失を説教し、コンビニ受け取りや時間指定を勧めるという内容だ。

ネット上には「1回で受け取りたいが…」という声

再配達を少しでも減らすために、一人一人が時間指定などを心がけるのは重要なこと。

しかし、ネット上には政府の呼びかけに戸惑う声や異議を唱える声もある。

「大賛成」「いつも申し訳ないと思っている」「なるべく時間指定にする」など政府の呼びかけに賛同する声がある一方で、こんな意見が。

「こっちだって1回で受け取りたいけど、仕事の都合や通販サイトの仕様などでどうしようもないことがある」として、国や企業に変革を求める声が複数。

さまざまな意見がよせられ、物議を醸している。

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