シェア

ハサミ怖くない!子供の「前髪カット用マスク」がクラウドファンディングで大人気

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

子供とコミュニケーションを取りながら、簡単に前髪を切ることができるアイテムが誕生した。

「前髪カットスターターキット」が発売

日本カットコミュニケーション協会(パパママカット応援団)は今月、家で子供の前髪を切る時に使う「前髪カットスターターキット」を発売した。

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

前髪を上手にカットできるだけでなく、親子間の交流も深まるという。

透明の「変身マスク」で楽しくカット

キットに入っている「変身マスク」は、前髪を切る際に子供が自ら持つことで、楽しく「変身」しながら安全に髪が切れるアイテム。

前髪を切るラインが分かるだけでなく、髪の毛が子供の目に入る心配も、従来のように子供が「目を閉じる」必要もないので、安心してワクワクしながらカットできるそう。

絵柄は「ライオン」と「仮面」「ハート眼鏡」の3種類。

「カットコミュニケーション協会」提供

「カットコミュニケーション協会」提供

切った髪の毛が服に付かないようにする「カットクロス」と、カット中の手順やどんな声掛けをすればいいか等のコミュニケーションを解説した「ガイドブック」付きだ。

クラウドファンディングで約38万円の支援

同商品はクラウドファンディングで資金を募ったところ、目標金額30万円に対して90名から38万2000円の支援が寄せられ、127%で達成。

支援者からは「散髪の時間を親子のコミュニケーションという特別な時間に変えた、素晴らしいアイテム」「アクションのデザインですね」など応援のコメントが届いた。

イベントで試作品を使った人からは「子供の普段見られないような顔が見れて楽しかった」「子供も切られている感覚でなく、楽しんで出来る」「目を閉じなくてもいいので安心するみたい」と好評だったという。

「親子が楽しく交流できるものを」と開発

同商品は次のような思いがキッカケで誕生したという。

プロの技術を教え込むのではなく、もっと楽しく簡単に、安心して出来ないものか。

同協会は「親子カットスクール」という講座を開き計30時間かけてカット技術を教えてきた。

しかし、親御さんから「ハサミを子供に向けるのが怖い」など初歩的な意見が相次ぎ、アイテム開発を発案した。

たくさんの親子と関わる中で、子供の髪を切るという行為は「目を見て、話をしながら、我が子に触れてお互いが楽しむコミュニケーションの時間だ」と気づいたそうだ。

単純に「カットがうまくなる」「失敗せずに髪が切れる」だけを目的とするのではなく、親子が楽しく交流できるものを作ろう、と思ったのが、このパパママカット応援団のスタートです。

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

カットを通した交流「カットコミュニケーション」を広げていきたいという思いのもと、「親子が目と目を合わせて」「安全かつ快適に」「子供自身も楽しめるものを」と考え、開発をスタートしたという。

試行錯誤し、今のデザインに到達

—–「こだわった点」は?

商品化にあたり、試作品を作り、たくさんの親子さんに試しに使っていただきました。

試作してもらうことで問題点を見つけ、改善。それを何度も繰り返し、グリップの持ちやすさや安定感、マスクの大きさなどを試行錯誤したという。

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「まっすぐに持ってもらう」ため、目の部分を透明に

特に苦労したのは「子供にマスクをまっすぐに持ってもらうこと」だったそう。

小さな子供がマスクを「まっすぐに持てるものである」ことがとても重要でした

当初は眉や鼻の位置を合わせて持つ作りだったが、子供がずらすと位置が合わず切りにくくなってしまう。

そこで、試行錯誤して目の部分を透明にしたデザインに。子供が両目でのぞき込むので水平に持ってもらうことができ、ガイドラインの位置が安定するようになった。

何度も試行錯誤を繰り返した結果、辿り着けたデザインだと思っています。

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

月1回「話す・触れるコミュニケーション」を

—–前髪カットでコミュニケーションを深めるコツは?

大きく分けて「話すコミュニケーション」と「触れるコミュニケーション」の2つがあります

月1回のこの習慣を、家族の仲をもっと深めるコミュニケーションの時間にしてほしいですね

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「カットをキッカケに、親子の絆を深めたい」

最後に、「私たちパパママカット応援団の目的は、『前髪を切る便利グッズ』をたくさん売ることではありません」と話した。

前髪カットをきっかけに「親子のコミュニケーションの時間を一分一秒でも増やしたい」。そして「日本中の親子の絆を、もっと深めていきたい」。

前髪カットの時間を、親子で楽しく話しながらお互いにコミュニケーションをとりながら過ごす、思い出の一瞬にしたいのです。

至近距離で我が子に触れ、話しながらコミュニケーションを取れる期間というのは、本当にあっという間です。

親子で髪を切りながら笑いあった日々を、大人になった我が子と思い出して笑いあえる。そんな家族を増やしていきたいと考えています。

「日本カットコミュニケーション協会」提供

「日本カットコミュニケーション協会」提供

今後は「美容師・理容師の育成」や「美容室でのアフターフォロー」、「コミュニケーションが密になるようなグッズやサービスの企画」を意欲的に行い、カットコミュニケーションの輪をどんどん広げていきたいと考えているという。

Posted: |Updated:

Text by

    前の記事を見る

    次の記事を見る

    注目の記事

    Ranking