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恋人の聖地「エンジェルロード」に立入禁止の看板…私有地だったことに驚きの声も

fotolia

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「恋人の聖地」に立入禁止の看板が立てられ、衝撃が広がっている。

観光名所に「立入禁止」の看板

香川県・小豆島の観光名所「エンジェルロード」に6月、「立入禁止」「入島禁止」「この先私有地です」などと書かれた看板が立てられた。

設置したのはエンジェルロードの途中にある島の地権者の男性。

看板をめぐって地元観光協会には1日20件以上の苦情が寄せられているという。

「恋人の聖地」として人気のスポット

エンジェルロードは、潮の満ち引きにより1日2回、海の中から現れる砂の道。

大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われており、「恋人の聖地」として人気。

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香川県観光協会HP「うどん県旅ネット」にも紹介されており、町の観光ガイドには砂の道が現れる潮見表も掲載されている。

ドラマ「八日目の蝉」や映画「瀬戸内海賊物語」などのロケ地としても使われた風光明媚な観光スポットだ。

「賃料」や「安全面」でトラブル

産経新聞によると、看板設置は賃料などを巡るトラブルが発端だとか。

町は2015年以降、エンジェルロードの途中にある中余島の地権者の男性に島の賃料などとして年間40万円を支払ってきた。

しかし男性は賃料の増額や、安全面から観光客に島の岩を登るのをやめさせるように町に求めていたという。

ネット上には賛否両論の声

今回の事態を受けて、ネット上には「せっかくの素晴らしい場所なのに…」「残念」と嘆く声が寄せられているが、

一方でこんな意見も。

「後先考えないでPRした結果」「観光箇所にするなら、それ相応の対価とケアを」など、男性の行動を支持する意見も多い。

各地でトラブルに

人気の観光スポットとその土地の所有者や周辺住民を巡るトラブルは、各地で発生している。

2016年には北海道美瑛の人気の観光スポット「哲学の木」が所有者により撤去された。

樹齢を重ねて倒木の危険性が高まったのていたのに加えて、観光客のマナー違反が相次いだためだとか。

木の幹に赤い×印を付け撮影禁止にしたが、それでも侵入が後を絶たず、苦渋の決断だったという。

京都では外国人観光客の急増で、道路の混雑や違法民宿など住民の日常生活に支障が生じており「観光公害」という言葉も出ている。

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