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「夏休みの宿題」も買う時代?読書感想文3千円、工作2万3千円など

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「夏休みの宿題」が一大市場となっている。

「夏休みの宿題」を売買

今日で夏休みも終わり。ドリルに自由研究、絵日記に読書感想文など「夏休みの宿題」に、最後に慌てて取り組んだ思い出を持っている人も多いのではないだろうか。

近年、そんな「夏休みの宿題」が売買される時代となっている。

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読書感想文3千円、工作2万3千円

インターネットで「宿題」「代行」と検索すると、幼稚園~大学生を対象に宿題や課題・レポートを代行する業者のホームページが複数出てくる。

ある業者のホームページを見ると、読書感想文・作文は400文字3000円~4000円、小学生の各教科の模範解答作成は1ページ700円~1000円、自由研究の工作代行は2万3000円。依頼件数は3年目で500件を突破したという。

メルカリには「読書感想文」が出品

また、フリマアプリ「メルカリ」には「読書感想文」が出品されている。

「八十日間世界一周」や芥川龍之介の「地獄変」、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」や「ハリーポッター」など、複数の本の読書感想文が数百円で出品。

「中学生、高校生向けの文章で書いています」との説明が書かれており、既に落札されている物もあった。

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「穴埋め読書感想文」や「自由研究キット」も

代行サービスを依頼するのは、「受験に集中したい」「習い事で忙しい」「塾の宿題もあって、学校の宿題をやる暇がない」といった理由が多いとか。

また、代行まではいかないが、子どもの宿題による親の負担を軽減するため、夏休みの宿題を助ける商品やイベントも人気だ。

夏休み期間中、本屋の店頭には「穴埋めするだけで読書感想文が書ける本」や材料と手順書がセットになった「自由研究キット」など、夏休みの宿題に関するさまざまな商品が並び、展示場では夏休みの自由研究に活用できるネタを企業などが提供するイベントも開催されている。

ネット上には賛否両論の声

夏休みの宿題を売買することについて、ネット上には「呆れる」「宿題を人任せにするなんて…」「アホちゃうか」「時代は変わった」「子どものためにならない」「教育の歪み、闇を感じる」など批判的な声が多く投稿されている。

しかし一方で、「学校の出す課題がしょぼすぎる」「時間の無駄と考える親がいても仕方ない」「宿題なんて先生の自己満」「一律に宿題を出すこと自体が時代遅れ」という声も。さまざまな意見が投稿され、物議を醸している。

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Text by 長澤まき

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