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「おにぎり写真」を投稿するだけで、世界の子供たちに給食が届くキャンペーン

出典:TABLE FOR TWOプレスリリース

出典:TABLE FOR TWOプレスリリース

「おにぎり」の写真を撮って投稿するだけで、アフリカやアジアの子供らに給食が届くキャンペーンについて、開催元の特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」に取材した。

1枚につき、企業等が「100円」寄付

世界の食糧問題の解決に取り組む特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」は11月15日(水)まで、「おにぎりアクション2017」を開催している。

「おにぎり」の写真を撮影してSNSか特設サイトに投稿すると、1枚につきアフリカの給食5食に相当する寄附(100円)を協賛企業が提供し、同法人を通じてアフリカやアジアの子どもたちに給食をプレゼントする取り組み。伊藤園の「お~いお茶」と一緒の写真を指定ハッシュタグを付けて投稿すると、伊藤園から給食10食分が寄付される。

「おにぎり」に関連していれば、「おにぎり自体の写真」でも「握っている写真」でも「食べている写真」でも何でもOKで、期間中であれば何度でも投稿することが可能だ。

出典:「特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International」Press release

出典:TABLE FOR TWOプレスリリース

「気軽に社会貢献できる仕組みを」と発案

同法人が「先進国の肥満と開発途上国の貧困の同時解決」を目指して、企業や大学の食堂などで「ヘルシーな食事を1食食べると代金のうち20円が寄付となりアフリカの子どもに給食が1食届く」という取り組みを行っていたところ、「もっと手軽に、日々の生活の中で社会貢献に参加したい」という声が多数寄せられるようになったという。

そこで、SNSを通じて気軽に、社会貢献に参加できる仕組みを作ることができないかと思ったのが「おにぎりアクション」を始めたきっかけです。

日本の良さを通じて、日本人の温かさを通じて世界を良くする取り組みを作りたいという思いで企画をしてきました。

そうして、2015年10月に始めて同アクションをスタート。今年で3回目の開催となる。

出典:「特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International」PRESS RELEASE

出典: TABLE FOR TWOプレスリリース

なぜ「おにぎり」?

「おにぎり」をシンボルにしたのは、日本人の身近な食べ物で、誰かのために握る機会が多い食べ物だからだという。

大切なだれかのために握る機会が多い食べ物なので、お母さんの手や、子どもの笑顔、運動会やピクニックなど、温かい思い出やストーリーを持つ方が多い食べ物だと感じています。

そんな思いを込めて握るおにぎりに、アフリカ・アジアの子どもたちへの思いも込めて参加していただけたら、という思いでおにぎりをシンボルに選びました。

また、日本で創設した同法人が今や世界14ヶ国に広がっていることから、「日本の良さ、日本の食を通じて世界を変える取り組みを作ることができないか」とも考えたという。

日本の食で、皆さんにご参加いただきやすい食べ物はなんだろう、と考えていたところ、海外の方がたくさんの「おにぎり」を持っている写真が目にとまりました。「おにぎり」が良いのではないか、と思った瞬間でした。

日本人が温かい思いやストーリーを持つ食べ物で、世界中の人を笑顔にすることができるのではないか。そう感じて、おにぎりをシンボルにすることに決めました。

出典:「特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International」PRESS RELEASE

出典:TABLE FOR TWO プレスリリース

当初は、協賛企業を集めるのに苦労

立ち上げ当初は、協賛企業や支援者を集めるのにとても苦労したという。

やったことが無いコンセプトだけのものに協力していただくというのは、どんなものであっても大変だと思います。

私たちがやろうとしていることをお話し続け、ある企業の方が、「面白いし素敵なコンセプトですね。協力しましょう。」と言ってくださいました。その方がいらっしゃらなかったら、おにぎりアクションは世に生まれませんでした。

その後、たくさんの人が寄付してくれたり、会社を巻き込んだ参加を決断してくれたりするなどして広まり、同アクションは大きく成長。今年は旭化成やイオン、伊藤園やOisix、日本航空など650企業・団体が参加。また、日本だけでなく、世界中から投稿が集まっている。

それぞれの方がいてくださらなかったらここまで広まることは無かったと思うと、本当にお一人お一人の力の大きさを感じます。

出典:TABLE FOR TWOプレスリリース「投稿が10万枚を超えた際のグローバルマップ」

出典:TABLE FOR TWOプレスリリース「投稿が10万枚を超えた際のグローバルマップ」

昨年は「85万食」の給食をプレゼント

第1回アクションでは2万5千食、昨年実施の第2回目は85万食の給食をアフリカ・アジアの5カ国(ルワンダ、ケニア、タンザニア、エチオピア、フィリピン)にプレゼントしたという。

子どもたちからは、「給食をおなかいっぱい食べることができて嬉しい。給食が出るのでまた学校に戻ってこられるようになった。ありがとう。」

親たちからも、「子どもたちがお腹を空かせて、家中を食べ物を探して走り回り、見つけられないという毎日が本当につらかった。給食が出ることで、毎日1食おなかいっぱい食べることができる。子どもがみるみる元気になっていくのが分かる。本当にありがとう。」という言葉が寄せられています。

提供:TABLE FOR TWO International

提供:TABLE FOR TWO

世界を変える大きな力に

同アクションに込める思いをこう語る。

おにぎりアクションは、想いを込めて握る日本のソウルフード「おにぎり」で世界を良くできる取り組みです。

おにぎりの写真を投稿する、という1つ1つのアクションは、身近な一歩かもしれません。でもそれが昨年は11万枚もの写真が集まったことで、4,000人の子どもたちに1年間分の給食を届けることができました。

日々の生活の中でのアクションがたくさん集まれば、世界を変える大きな力になるということを実感しています。是非#OnigiriActionをつけて、おにぎりの写真を投稿いただけたら嬉しいです。

出典:TABLE FOR TWO Internationalプレスリリース「投稿された写真を用いたモザイクアート」

出典:TABLE FOR TWO Internationalプレスリリース「投稿された写真を用いたモザイクアート」

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