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ファミマ「24時間営業」廃止検討の報道に、ネット上は「英断」との声も

イメージ画像/fotolia

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コンビニ大手のファミリーマートが「24時間営業の見直し」を検討していると分かり、注目が集まっている。

営業時間短縮を実証実験

毎日新聞は10月31日、「ファミリーマート」が24時間営業の見直しの検討を始めたと報じた。

人手不足や人件費高騰に対応するためで、深夜帯の来客が少ない一部店舗で深夜から未明にかけての営業をやめる実証実験を行い、売り上げや経費などへの影響を検証するという。

現在は95%の店舗が24時間営業

コンビニの24時間営業は、1975年にセブンイレブンの福島県の店舗でスタートした。

ファミリーマート初の24時間店舗は1978年に千葉県船橋市に開店。同年には「地球の中の家族(ファミリー)の一員として、24時間お客様をお迎えします」という姿勢を表す昼と夜をイメージした当時のロゴマーク「太陽と星のマーク」も誕生した。

80年代前半には同コンビニの大半の店舗が24時間営業になり、現在はオフィスビルや鉄道内などを除く約95%が24時間営業を行っている。

ネット上に賛否両論の声

ファミマの検討を受けて、ネット上には戸惑う声もあるが。

賛成意見も。

さまざまな意見が集まっている。

営業時間見直しが相次ぐ

国⽴国会図書館の調査「⼩売・飲⾷業の深夜営業に関する動向」(2017年6月8日) によると、近年、人手不足の深刻化などを背景に、営業時間の短縮を検討・実施する企業が相次いでいる。

ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」は2017年1月までに24時間営業を全面廃止。

「すかいらーく」も運営するガストやジョナサンなどの24時間営業の店舗のうち、約7割を原則午前2時閉店へ変更した。「マクドナルド」も2012年末には6割弱あった24時間営業の店舗が、2016年9月末時点で3割弱に減った。

営業時間を見直した企業では、売り上げ減少を避けるために、単価の高い商品を充実させたり、機械化等で生産性を向上させたりするなど収益確保に向けた取り組を進めているという。

ルミネやイオン、東武ストアなど「小売店」でも営業時間の見直しが行われており、コンビニでは、ローソンが過去に同様の実験を試行。

しかし、売り上げが落ちこんだために営業時間短縮は見送りになったそうで、同社の社長は24時間営業の廃止について慎重な姿勢を見せている。

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Text by 長澤まき

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