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【取材】推理小説に出て来そうな名古屋のホテルが話題…“円形フロアマップ”に“螺旋階段”も

提供:ソラーレホテルズ

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ミステリー好きにはたまらない建築だと話題の「チサン イン 名古屋」について、運営するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツに取材した。

「チサン イン 名古屋」が美しいと話題に

JR名古屋駅から徒歩4分に立地する「チサン イン 名古屋」の建築が注目を集めている。円筒形の珍しいフロアマップに、

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映画に出て来そうな螺旋階段。

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ネット上で「なんて美しい」「外国かと思った」「推理小説やミステリー小説感がすごい」「ミステリー好きがワクワクするタイプ」「ぜひ行ってみたい」と話題になっている。

1973年(昭和48年)に竣工

同ホテルを運営するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツによると、同ホテルは昭和48年(1973年)に完成したという。

昭和39年(1964年)に東海道新幹線が開通し、名古屋駅周辺は大きく変貌を遂げました。

昭和40年代になると、将来的な経済発展や新幹線利用によるビジネスの拡大が予想される中で、全国各地で本格的なビジネスホテルが急激に増え始め、大都市圏だけでなく、地方都市へもビジネスを拡大。地産グループ最初のビジネスホテルとして、「名古屋チサンホテル(当時の名称)が昭和 48 年(1973年)に竣工しました。

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面積効率を考えたデザイン

円筒形のデザインを採用したのには、次のような理由があるという。

敷地の形状が三角形に近いこと、また客室数を多く確保でき、かつ延べ床面積が最小限となる平面形として、機能上・形態上、円形プランによる面積効率が高い事から円筒型のデザインとなりました。

また、外観はメタボリズムを代表する「中銀カプセルタワー」などのユニット表現にも通じ、当時の建築的な流行が見受けられます。

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デザイン・建築にあたりこだわったのは、円形プランの場合、センターコアシステムが面積効率的に有利と考えられるため、階段、EV、サービス用EVなどの垂直動線を中央に集中して配置したこと。また、すべての宿泊室(居室)へ採光が確保できるように、中央に中庭を設置して宿泊室を面させた点などだという。

特に当時から宿泊料金を安くして手軽に宿泊できることを踏まえて計画されているので、経営採算上、建設費を最小限に抑えられ、客室を合理的な最小限空間としています。

また、円形平面は構造的にも安定性がある形状であり、 避難計画上も、あらゆる場所で二方向避難が可能なので避難を円滑に行えます。

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街を代表するスポットの1つに

同ホテルは、平日はビジネスや学会等のために名古屋を訪れた人々、休前日は観光やコンサート、スポーツイベントに来た人などに利用されており、珍しい建築に驚く人もいるという。

10階まで続く2本の螺旋階段は迫力があり、初めて見る方にはとても驚かれます。

今年秋に名古屋市で開催された街歩き企画では、街を代表するスポットの1つに選ばれ、館内見学ツアーが開催。開催前には視察者が年間10名ほど訪れ、企画終了後も取材や一般視察希望者が来館したという。

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唯一無二の魅力

同ホテルに込める思いを、こう語る。

決して新しいホテルではありませんが、特徴的な建物や構造はチサン イン 名古屋ならではの唯一無二の魅力だと考えておりますので、当ホテルでしか体験できない宿泊体験をご提供していきたいと思います。

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Text by 長澤まき

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