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巨大パンダで脚光!根室の社会人プロレス、運営方針は「明日は仕事」「無理しない」

提供:新根室プロレス

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北海道根室市の社会人アマチュアプロレス団体「新根室プロレス」に取材した。

根室の社会人アマチュアプロレス団体

社会人アマチュアプロレス団体「新根室プロレス」の活動に、注目が集まっている。

団体は2006年1月、ネットオークションに100万円で出品されていたプロレス用リングを見つけ、皆でお金を出し合って落札、同年9月に市内の三吉神社で旗揚げした。

出典:「新根室プロレス」HP

出典:「新根室プロレス」HP

メンバーは漁師、酪農家、銀行員、自動車学校の先生、トラック運転手、おもちゃ店店主、古書店店主、介護職員、医療関係者、建設関係者など、普段は別の仕事をする24人。週1回練習を行い、年に3~4回試合を行っている。

提供:新根室プロレス

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コンセプトは「無理をしない」「明日も仕事」

試合では、マスクを着用し素顔を隠している選手が多いそうだ。小さな街で素性がバレてしまうと、職場での人間関係が気まずくなるためという。

コンセプトは「無理をしない」「怪我をしない」「明日も仕事」で、体に優しいプロレスを目標としている。

地域おこしが目的ではありません。

メンバー全員が子供の頃からプロレスが好きで、大人になってもその気持ちを忘れられず、仕事をしながらレスラーになりたい夢を追い続けています。

子供からお年寄りまで新根室プロレスを見て笑って楽しんで頂ければ幸いです。

提供:新根室プロレス

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選手に「パンダ」が加わり、大反響

そんな新根室プロレスの活動が今年、複数のメディアに取り上げられるなど話題となっている。身長3メートル、体重500キロの「アンドレザ・ジャイアントパンダ」が選手に加わったからだ。

新根室プロレスによると、本名は「新新(シンシン)」。2016年1月1日生まれで、中国四川省森林地区の出身。血液型はP型。

出典:「新根室プロレス」HP

出典:「新根室プロレス」HP

なぜ巨大パンダが選手に加わったのか。

アンドレザは1カ月で1年分成長する「巨熊症」。食欲旺盛で小さい頃から通常のパンダの3頭分を食べるため両親に捨てられ、中国パンダ界で異端児扱いされていたという。

森林の中で死にかけている所を中国人の王さんに発見されて一命を取り留め、王さんの家で数日間一緒に暮らすことに。この時に人間の言葉を少し理解できるようになったという。

王さんは森へ帰そうとするが、アンドレザは極端な対熊猫恐怖症になり外に出ようとはせず、しばらく引きこもりの生活が続いた。

困った王さんは、20年前に根室で水産加工実習生として過ごした際にお世話になった元新根室プロレス会長のサムソン宮本に連絡。アンドレザに興味を示したサムソン宮本が引き受ける事を約束し、今年の夏に来日。新根室プロレスの道場に連れて行き、リングにあげたという。

サムソン宮本はアンドレザを見た瞬間「これは行ける、リングに笹の雨を降らせられる」と直感しプロレスを練習させました。

2016年7月30日に根室市の隣にある別海町の会場で、ハルク豊満を相手にデビュー戦。必殺技は2階からの高速ヘッドバッドとアンドレザプレス。現在、6戦5勝1引き分けと、無敗の快進撃を続けている。

元SMAPと共演、最高入場数も記録

アンドレザの試合動画がTwitterで拡散されると、瞬く間に昭和のプロレスファンやパンダ好き女子(パン女)から熱い支持を受けるように。

AbemaTVで元SMAPとも共演し、東京・上野の大会では大日本プロレスのスタン小林選手との対戦も実現。大会の最高入場数を記録したという。

アンドレザはプロレスをすることでお客さんが笑顔になってくれる。そして自分も元気になっていると感じています。プロレスに生きがいを見つけました。

提供:新根室プロレス

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「地域密着で地道に頑張ります」

アンドレザの登場で、一躍注目を集めている新根室プロレス。10周年を区切りに解散を考えていた時期もあったようだが、その予定はなくなった。

このアンドレザブームに乗っかって行きます(笑)。

日本各地でアンドレザの試合を行ないたい気持ちもありますが、地域密着で地道に北海道で頑張ります。

提供:新根室プロレス

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