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文字化けが無くなる?規格化された漢字が1万字→6万字に

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コンピューターで標準的に使える漢字が大幅に増えると報じられ、注目が集まっている。

漢字「6万字」が国際規格に

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は25日、漢字6万文字の国際規格化が完了したと発表した。

22日に文字コード国際規格書の最新版が国際標準化機構(ISO)より発行され、約6万文字の漢字すべての国際規格化が完了。約6万文字すべてをコンピュータで使う際に統一的な文字コードで扱うことができるようになった。これにより、コンピュータで人名や地名を正確に表記するのが可能になる。

これまで、約5万字は「外字」

これまでは、規格化されていてコンピューター用に標準的に提供されていた漢字はわずか1万文字だけだった。およそ5万字は利用者が自由に登録する「外字」として作成・登録する必要があった。

しかし、外字は自治体毎にコードが異なるため相互利用ができず、文字化けなどの原因となっていた。

例えば、渡辺の「辺」は30を超える種類があるが、これまでコンピューターに標準搭載されていたのは3文字だけだった。

出典:「IPA」プレスリリース

出典:「IPA」プレスリリース

役所などで効率化も

国際規格化されたことで、普段は日常的な表記を使い、証明書などは戸籍上の表記にするなど利便性の向上が期待できる。

また、文字化けをしなくなるので、正確な文字を使うことが可能に。さらに、行政や企業においてコスト削減や効率化にもつながる。

ネット上の反応は賛否両論

6万文字の国際規格化受けて、ネット上には「素晴らしいニュース」「名字が旧字体だから、これは助かる」「ありがたい」「これで、ほぼ100%紙文書がデータ化可能になる。大きな進歩」「胸が熱い」など喜ぶ声が寄せられている。

しかし一方で、「必要以上はいらない」「逆にフォントのメンテが地獄になりそう」「多すぎ」「読めない字が大量に出てくる」「むしろ統一した方が…」という意見も。さまざまな反響が寄せられている。

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Text by 長澤まき

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