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中小機構の動画「社畜ミュージアム」が話題!攻めた動画の理由は?

出典:「カヤック」Press Release

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社畜をテーマにした動画「社畜ミュージアム」について、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)の広報課に取材した。

中小機構が動画「社畜ミュージアム」公開

中小機構がこのほど、PR動画「社畜ミュージアム」を公開した。

モーツアルト作曲のレクイエム「怒りの日」が流れる中、荘厳な雰囲気の美術館が映し出される。人々が鑑賞しているのは、劣悪な労働環境で不健全になってしまった会社によくいる社員たち(社畜)の様子を表現したアート作品だ。

終わらない仕事に絶望し、ウォータースライダー状に石化してしまった社畜社員「お手上げスライダー」。

深夜にクライアントからの電話が鳴りやまず、絶叫する若手社員「戦慄のミッドナイトコール」。

出典:「カヤック」Press Release

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「連休が終わり、現実を受け入れられないまま、玄関で絶望するサラリーマンの像」の前では、人々が拳を握り締め、固唾を飲み真剣な面持ちで鑑賞している。

出典:「カヤック」Press release

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動画はネット上で「面白い」「シュールでリアル」「情けないけどあるある」「笑いたいけど、切ない」「怖すぎて震える」「中小機構さん攻めすぎ」などと話題に。公開からおよそ1週間で11万回超視聴されている。

「笑顔あふれる会社への支援」を伝えたい

なぜ「社畜」がテーマの動画を作ったのか。中小機構の広報課に制作意図を聞いた。

中小企業にとって大きな課題である「働き方改革」に向け、長時間労働、サービス残業など劣悪な労働環境で不健全になってしまった会社によくいる社員(社畜)を、あえて取り上げました。

中小機構は、こうした「社畜がいる不健全な会社」とは異なる「笑顔あふれる会社」に変わっていただくため、積極的な支援をしていきたいというメッセージを伝えたかったからです。

動画内に登場する「社畜あるある」は、制作会社の面白法人カヤックが集めたという。

出典:「カヤック」Press Release

出典:「カヤック」Press Release

認知度向上が狙い

同機構は2017年には、事業引継ぎをテーマにしたラップドラマ「ヒキツGO!」も公開している。攻めた動画を公開するのは、同機構の「認知度」を上げるためだそう。

日本では企業数全体の99.7%を占める381万社が中小企業。また日本で働く人の7割は中小企業の従業員だという。

こうした中小企業やその支援機関(自治体や商工団体、金融機関等)に幅広く、国の機関として様々な中小企業支援策を実施する当機構のことを知っていただくのが最大のねらいです。

中小企業の社長の平均年齢は60歳を超えていますが、必ずしも社長へ直接でなくても、ウェブをよくご覧になる、その家族や従業員の人も含めてユニークな動画を通じて当機構のことを知っていただくためです。

ユニークな動画はテレビ番組で取り上げられたりtwitterで話題になっており、認知度アップに貢献しているようだ。

中小機構「中小企業を元気に」

機構は日本の中小企業政策の実施で中核的な役割を担い、全国9カ所の地域本部を通じて、多様な支援策をそろえているという。

日本経済、地域経済が良くなるためには、それを支える中小企業が元気にならなければなりません。

人手不足が深刻化する中小企業では、現在、生産性向上が大きな課題となっています。日本企業の99.7%、雇用の7割を占める中小企業で働く人がみんな笑顔になれるよう、中小機構は国の政策実施機関として、積極的な支援に取り組んでいきます。

出典:「カヤック」Press Release

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