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胸が大きい女性向けブランド「overE」に脚光!Eカップ以上が増加、創業者「心の痛みから解放したい」

出典:「overE」Press Release

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胸が大きな女性のためのブランド「overE」について、運営会社エスティーム(東京都中央区)の代表・和田真由子さんに取材した。

胸が大きな女性のためのブランド「overE」

近年、「胸が大きな女性」に光をあてた服が注目を集めている。

胸が大きな女性の体型に合わせた服を展開するファッションブランド「overE」は、東京都の主催するビジネスコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」で2016年、セミファイナリストに選出された。

今年1月には同コンテストの広告に輩出起業家の例として選出。ビジネス着想の瞬間が和田ラヂオ氏のムービー漫画として再現され、1週間にわたりJR山手線の渋谷駅構内や渋谷スクランブル交差点の大型ディスプレイ等で発信された。

「大きな胸」で悩んだ経験から創業

同社は、代表の和田真由子さんやメンバーが「世の中にはこれほど服があるのに、自分に似合う服が見つからないのはなぜだろう」と悩んだ経験を基に創業した。

和田さんによると、近年、食の欧米化により日本人女性の4人に1人がEカップ以上と言われるほど、胸が大きな女性が急増しており、和田さんやメンバーも胸が大きいことで悩んでいたという。

和田さんは電車内でシャツの胸元のボタン外れていたことがあり、それを指摘された時の恥ずかしい思いを今でも覚えているそうだ。

出典:「overE」HP

出典:「overE」HP

デザイナーは、同性・異性を問わず「胸が大きいよね」と言及され嫌な思いをした経験があり、あるメンバーは出産後にFカップからJカップへ急激に大きくなり、手持ちの服がまったく着れなくなったという。

さらには、「触ってもいい?」「何カップ?」と困った質問をされることもあったそうだ。

やはり服が綺麗に着られないことは共通した悩みですが、似合わない服を手に試着室を出る時など、胸が大きなことで「心の痛み」を感じる瞬間が日常的にあることを知っていただけたらと思います。

「サイズ難民」が存在しているのではないか、という問題意識から同ブランドは誕生。「イレギュラーサイズ」を開拓することで、アパレル業界を盛り上げる一端になればとも願っているという。

「胸元に隠しボタン」「独自サイズ」など工夫

同ブランドでは、既製服の課題を解決しつつ、「ほっそり美しいシルエット」が実現できるようデザインしているという。

例えば、シャツやカーディガンは胸元のボタンが外れないように隠しボタンを取り付けています。

また、「独自サイズ」を用いているのも特徴だ。

バストサイズと身長を掛け合わせて選べるので、胸に合わせてぶかぶかになりません。

お客様の中には、150センチ台にも関わらず Iカップなため、15号のジャケットを着ていたという方もいました。「初めて萌え袖にならずに綺麗に着られました」と喜んでいただいております。

出典:「overE」Press Release

出典:「overE」Press Release

お客様と一緒に育てているブランド

胸が大きな女性をターゲットとしたブランドは他にもあるが、「overE」の特色は何なのか。

お客様と一緒にブランドを育てている点だと思います。

商品の企画にあたって詳細なアンケートを行ったり、overE女子会という懇親会を毎月開催したり、オンラインショップやSNSでもリクエストを常に募集しているそう。

私たち自身が当事者だからこそ思い込みで服を作らないと決めていて、お客様が求めているものを実現する役割に徹しているんです。

だから、お客様がとても熱心に応援してくださっていて、Twitterを中心に毎日のように着用写真やレビューを投稿してくださいます。

出典:「overE」HP

出典:「overE」HP

価格帯はシャツが6900円〜、ワンピースも1万4000円台〜と比較的手に届きやすい設定。

アパレル業界の人からは「もっと上げてもいいのでは?」と言われているが、和田さんをはじめメンバーが“普通の会社員”だった経験から、できるだけ多くの人に喜んでもらえるような価格に挑戦しているという。

創業者「心の痛みから解放したい」

和田さんは、同ブランドに込める思いをこう語る。

overEは、「胸を張って生きていく、運命の一枚を」追求しています。

服を通じて、胸が大きいことで感じてきた不安やストレス、心の痛みから解放したい。それぞれ自分らしく生きていく女性を応援する存在になりたいと願っております。

出典:「overE」HP

和田真由子さん 出典:「overE」HP

Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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