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ひっくり返っても気にしない「ダイオウグソクムシ」が話題!水族館の生き物たちに癒される

提供:すさみ町立エビとカニの水族館

提供:すさみ町立エビとカニの水族館

「ひっくり返ったダイオウグソクムシ」について、和歌山県のすさみ町立エビとカニの水族館に話を聞いた。

「ひっくりかえったダイオウグソクムシ」が話題

Twitterに先日、ひっくり返ったダイオウグソクムシの写真が投稿された。

投稿者が、飼育員の「こいつは生きてます。本人が気にしていないだけ」というコメントと共に紹介したところ、ネット上で「かわいい」「おおらか」「失われた野生」「親しみを感じる」「飼育員のコメントが秀逸」「ひっくり返っていても気にしない。理想の境地」と一躍話題になっている。

画像が撮影された「すさみ町立エビとカニの水族館」によると、話題になったツイートはたまたま何かの拍子でひっくり返った状態。自力で起き上がることは可能だが、来館者が見ていた時点では起き上がる素振りを見せていなかったという。

—–ダイオウグソクムシがひっくり返るのは、よく見られる光景なのですか?

たまにひっくり返っていることがあります。おそらく、水槽内の岩や壁などをよじ登ろうとしてひっくり返ったと思われます。

提供:すさみ町立エビとカニの水族館

提供:すさみ町立エビとカニの水族館

推進力を利用して自力で起き上がる

—–どのようにして起き上がるのですか?

ダイオウグソクムシはお腹側にあるヒレ状の腹肢を使って泳ぐことができます。

ひっくり返った際はこの推進力を利用して起き上がるか、移動しながら脚が引っ掛かるものがあれば、引っ掛けて起き上がります。

—–起き上がれるのに起きないのは、それだけリラックスしているということですか?

リラックスしているかどうかはわかりません。

グソクムシの仲間に限らず、海の甲殻類は上下をあまり気にしないものが多いように思います。館内でも、水槽内の岩などに横向きや逆さまに張り付いているエビカニたちは沢山います。

—–ネット上で話題になっていることについて、感想を教えてください。

ひっくり返っただけで話題になっていることに驚いています。

「カニに乗る魚」も頻繁に見られる

—–他に水族館だからこそ見ることができる「飼育生物のユニークな姿」を教えてください。

自然界では共生関係にない組み合わせで、大人しいカニの甲羅の上に他のカニや魚が乗っていることもあります。

タカアシガニの水槽では、同居している魚が甲羅などの上に乗っている様子を頻繁に見ることができるそう。

フサギンポやユメカサゴなど同居している魚が、タカアシガニの甲羅や足の上にまったりと乗っている様子は、なんとものどかだ。

提供:すさみ町立エビとカニの水族館「タカアシガニとフサギンポ」

提供:すさみ町立エビとカニの水族館「タカアシガニとフサギンポ」

提供:すさみ町立エビとカニの水族館「フサギンポ」

提供:すさみ町立エビとカニの水族館「フサギンポ」

提供:すさみ町立エビとカニの水族館「タカアシガニとユメカサゴ」

提供:すさみ町立エビとカニの水族館「タカアシガニとユメカサゴ」

ゆったりと生きる水棲生物たちの姿を見に、和歌山県に足を運んでみてはいかがだろうか。

すさみ町立エビとカニの水族館
所在地:〒649-3142 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1
アクセス:JR江住駅から徒歩8分
電話:0739-58-8007
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30、年中無休)

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Posted: |Updated:

Text by 長澤まき

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